2022年12月28日〜30日、神奈川県・平塚競輪場にて開催される『KEIRINグランプリ2022』。毎年年末に行われている、競輪界の最高峰のレースだ。

平塚競輪場の特徴を知っておけば、KEIRINグランプリシリーズを楽しむのに大きく役立つはず。本記事では、平塚競輪場の基本データ、地元の選手、出場選手らの平塚競輪場との相性などについてご紹介する。

平塚競輪場ってどんな競輪場?

神奈川県にある400mバンク。KEIRIN.jpの競輪場情報ページでは、「カントも直線の長さも標準的。癖がなくて軽くきれいな走路。直線で変に伸びるコースもなく力通りの勝負ができる」と紹介されている。

「きれいな走路」とある通り、近年全面改修されたバンクは、湘南の海を連想させる清々しいブルーに塗装されている。

バンクレコード(最高上がりタイム)は2018年5月に荒井崇博選手が更新した10.4秒。400mバンクの中では岸和田競輪場の10.3秒に次いで速いバンクレコード(2位タイ*)。

ちなみに岸和田のバンクレコードは、1kmTTの世界記録も保持しているフランソワ・ペルビス(フランス)が2014年に打ち出したものだ。

250m、333m、400m、500m…バンク規格は走りにどれだけ影響する?

決まり手と直近4ヶ月成績

平塚競輪場での1着決まり手は「差し」が1番多く47 %。2着決まり手は「マーク」の39%が最多となっている。*

では、出場選手たちの直近4ヶ月の成績における決まり手(1着・2着に入った時の勝ち方)はどうなっているだろう?

『KEIRINグランプリ2022』出場選手で「差し」での勝率が高いのは守澤太志(90%)、平原康多(79%)、佐藤慎太郎(45%)あたり。「マーク」では佐藤の55%が最も高い数値。その他の選手は「捲り」や「逃げ」での勝率が高い。

『ヤンググランプリ2022』選手は、どの選手も直近4ヶ月は「逃げ」や「捲り」が主体となっている。

『ガールズグランプリ2022』出場選手では、石井寛子が唯一「差し」での勝率が高い(63%)。その他の選手はヤンググランプリ同様「逃げ」や「捲り」が主体となっている。

※2022年12月2日時点の情報

地元選手は?

KEIRINグランプリ2022、ヤンググランプリ2022、ガールズグランプリ2022に出場予定の全25人の中で平塚競輪場をホームバンクとする選手は0人。

同じ神奈川県登録の選手には、郡司浩平と佐藤水菜の2人がいる。地区の区分でみても、南関東地区(千葉・神奈川・静岡)となるのはこの2人のみ。

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好成績を残した選手は?

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