『第38回共同通信社杯(G2)』名古屋競輪場・9月19日

2/2 Page

1着:新田祐大

Q:中野選手を先頭とする、ラインの2番手でした。

中野くんも連日のレースで主導権を取れない、悔しい思いをしてきました。今日のレースで良いものを掴んで帰りたい気持ちが強かったと思います。

Q:車間を空けながら間合いを取って……といった場面もありました。

残り1周を切ってからの島川の動きがあったんですが、すごい逆風で、止まったと思ったら追い風でスピードが出たりとか。難しい展開にはなったんですが、ちょっと展開の波を作ることができましたね。島川が中野に合わされて「終わったな」と思ったところで荒井さんが飛んできたので、そこは縦に踏みましたね。

Q:4日間終えてみて体調などは?

体調はそんなに問題なかったんですが、組み立てが二次予選・準決勝ともに勝ちきれるものではありませんでした。今後の課題だなと思います。レースの中で考えること、思うことは多かったです。これからF1続きになりますが、その中で掴みたいなと思います。

6着:中野慎詞

Q:初のG2、どうでしたか?

勉強ばかりの4日間でした。競輪の厳しさ・難しさをしっかり味わったレースだったなと思います。

相手はこっちの力を出させないようにしてきますから、その中でどうやって自分の力を発揮するのか……緩んだタイミングや仕掛けるポイントがすごく重要になると感じました。

Q:9車の流れはどうですか?

よく先輩方は「9車の方が流れがあって……」とおっしゃるんですが、自分としてはスピード感や展開の速さに追い付けてない感じがします。冷静に走れてない部分がありますね。

「一度失敗したことは二度と失敗しない」ということは常々思ってることですし、師匠にも言われることです。ペース配分というか、どのくらいまでなら逃げ切れるのかを把握しきれてないと思います。力をつけることはもちろんですが、そういったこともこれから試していきたいです。

幼い頃、想い描いたゴールは頂点・中野慎詞インタビュー

「逃げて勝つ」郡司浩平が完全優勝!『第38回共同通信社杯(G2)』最終日レース結果/名古屋競輪場・9月19日