優勝:郡司浩平インタビュー
Q:優勝おめでとうございます。落車もあり、複雑な心境だったと思います。
正直何が起こったのかよくわかってなかったんです。優勝が確認できたところで嬉しい反面、真久留が転んだので複雑な気持ちです。
Q:後ろ攻めで先行というのは、最初から狙っていた?
車番的にも外枠ですし、「後ろからどう攻めるか」は念頭に置いていました。切って切ってでカマされたりは嫌だなと考えていて、だったら一発切りに行ってレースの流れを見ようと思っていました。
Q:勝ち上がりでは長い距離を踏んでいませんでしたが、今回は打鐘(残り1周半)からでした。
初日は番手を回らせてもらったりして、昨日は半周の捲りですが自力を出すことができました。長い距離を苦には考えてなかったです。
打鐘すぎくらいから誰も出させないつもりで走ったので、その結果がついてきたと思います。
Q:手応え、「残れる」という感覚はどのあたりで得ましたか?
ホームで後ろから来てないのは確認できたので、あとはバックで捲られないようにと考えていました。あとはどれだけ持つか、という気持ちでした。
Q:ビッグレースを先行で逃げきれたのは大きい?
そうですね、G1、G2と勝利の経験はありますが、やっぱり自力を出して優勝というのはなかなかなかったです。今の競輪界で「逃げて勝つ」のはなかなか厳しいところがあります。アクシデントがあったもののそれをやり切れたのは、大きな自信になりました。
Q:この勝利で賞金を積み上げ、KEIRINグランプリ2022も照準に入ってきました。
優勝すればかなり近づくとは思っていたので、まず一歩踏み出せたのは良かったです。確定はしてないですから、悔いのないように1戦1戦やっていくだけです。また次の寬仁親王牌に向けて頑張ります。
親王牌まで約1ヶ月。限られた時間でしっかり準備してやっていきます。
Q:ファンの方に最後に一言お願いします。
最後までたくさん応援いただき、ありがとうございました。次のレースも頑張りますので、よろしくお願いします。