2013〜21年のファン投票上位選手・優勝選手
それでは過去大会でのファン投票上位選手と各大会での優勝者を振り返っていく。
遡るのは、ガールズケイリンでファン投票が初めて実施された2013年まで。2022年のファン投票も含めたこの10年間、唯一上位に選ばれ続けた選手がいる。各年の人気選手とともに、そちらにも注目していただきたい。
オールスター・ガールズケイリンコレクション投票
KEIRINグランプリ 決勝戦結果 , ガールズグランプリ 決勝戦結果
2021年(令和3年)いわき平競輪場
第64回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 平原康多 | 埼玉 |
2位 | 松浦悠士 | 広島 |
3位 | 脇本雄太 | 福井 |
4位 | 郡司浩平 | 神奈川 |
5位 | 清水裕友 | 山口 |
6位 | 新田祐大 | 福島 |
7位 | 佐藤慎太郎 | 福島 |
8位 | 深谷知広 | 静岡 |
9位 | 守澤太志 | 秋田 |
東京2020オリンピックを終えたばかりの脇本・新田らが上位9人に選抜。
この開催で優勝したのはファン投票16位でオリオン賞レースに出走した古性優作。自身初の G1タイトル獲得となり、同年のKEIRINグランプリ初優勝に繋げた。
ガールズケイリンコレクション2021 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 児玉碧衣 | 福岡 |
2位 | 高木真備 | 東京 |
3位 | 石井寛子 | 東京 |
4位 | 小林優香 | 福岡 |
5位 | 石井貴子 | 千葉 |
6位 | 荒川ひかり | 茨城 |
7位 | 太田りゆ | 埼玉 |
東京2020オリンピックにも出場した小林とその補欠を務めた太田などが出場。
この開催ではファン投票3位に選ばれた石井寛子が優勝。自身久々となる特別レースでの勝利に、レース後のインタビューでは声を詰まらせるシーンもあった。
ガールズ優勝は石井寛子、久々のビッグレース優勝に涙 ガールズケイリンフェスティバル2021函館ステージ/サマーナイトフェスティバル(G2)函館競輪場7月16日〜18日
2020年(令和2年)名古屋競輪場
第63回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 脇本雄太 | 福井 |
2位 | 平原康多 | 埼玉 |
3位 | 松浦悠士 | 広島 |
4位 | 新田祐大 | 福島 |
5位 | 郡司浩平 | 神奈川 |
6位 | 清水裕友 | 山口 |
7位 | 佐藤慎太郎 | 福島 |
8位 | 深谷知広 | 愛知 |
9位 | 浅井康太 | 三重 |
オリンピック日本代表に選ばれていた脇本との熾烈な戦いを制し、松浦が優勝。2019年の競輪祭に続き、自身2度目のG1タイトル獲得となった。
ガールズケイリンコレクション2020 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 児玉碧衣 | 福岡 |
2位 | 高木真備 | 東京 |
3位 | 石井寛子 | 東京 |
4位 | 小林優香 | 福岡 |
5位 | 石井貴子 | 千葉 |
6位 | 太田りゆ | 埼玉 |
7位 | 長澤彩 | 愛知 |
2019年のガールズグランプリからは4人が出場。
トラック競技でも活躍する太田や、2018年・2019年のアルテミス賞レースを連覇していた長澤彩らがトップ7位にランクイン。
ファン投票5位に選ばれた石井貴子が優勝を果たした。
またガールズドリームレースで2着となった児玉は、その時点で通算取得賞金が1億円を超え、デビュー後5年1ヶ月の史上最速1億円突破記録を樹立している。
2019年(令和元年)名古屋競輪場
第62回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 脇本雄太 | 福井 |
2位 | 平原康多 | 埼玉 |
3位 | 新田祐大 | 福島 |
4位 | 浅井康太 | 三重 |
5位 | 清水裕友 | 山口 |
6位 | 三谷竜生 | 奈良 |
7位 | 深谷知広 | 愛知 |
8位 | 村上義弘 | 京都 |
9位 | 山﨑賢人 | 長崎 |
令和元年のファン投票トップに輝いたのは、前年のオールスターを制し、2019年5月に開催した日本選手権競輪(競輪ダービー)で完全優勝を飾っていた脇本。
ガールズケイリンコレクション2019 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 児玉碧衣 | 福岡 |
2位 | 小林優香 | 福岡 |
3位 | 高木真備 | 東京 |
4位 | 石井寛子 | 東京 |
5位 | 山原さくら | 高知 |
6位 | 石井貴子 | 千葉 |
7位 | 太田りゆ | 埼玉 |
前年のガールズグランプリ2018に出場したメンバーからは4人が出場。トラックナショナルチームに所属していた小林、太田らも選手された。
2018年(平成30年)いわき平競輪場
第61回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 新田祐大 | 福島 |
2位 | 平原康多 | 埼玉 |
3位 | 深谷知広 | 愛知 |
4位 | 浅井康太 | 三重 |
5位 | 三谷竜生 | 奈良 |
6位 | 武田豊樹 | 茨城 |
7位 | 村上義弘 | 京都 |
8位 | 渡邉一成 | 福島 |
9位 | 山田英明 | 佐賀 |
トラック競技ナショナルチームの新田・深谷・渡邉がトップ9にランクイン。最終日の決勝を制したのはファン投票11位だった脇本雄太。記念すべき自身初のG1優勝を飾った。
ガールズケイリンコレクション2018 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 児玉碧衣 | 福岡 |
2位 | 高木真備 | 東京 |
3位 | 小林優香 | 福岡 |
4位 | 石井寛子 | 東京 |
5位 | 梶田舞 | 栃木 |
6位 | 奥井迪 | 東京 |
7位 | 石井貴子 | 千葉 |
2年連続のファン投票1位に輝いた児玉が優勝。同年のガールズグランプリ2018でも初優勝を飾り、その後の連覇への道をスタートさせる年となった。
ファン投票1位は新田祐大&児玉碧衣「投票1位は強さだけでは獲れないタイトル」/オールスター競輪2018 記者会見インタビュー
2017年(平成29年)いわき平競輪場
第60回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 平原康多 | 埼玉 |
2位 | 新田祐大 | 福島 |
3位 | 浅井康太 | 三重 |
4位 | 村上義弘 | 京都 |
5位 | 武田豊樹 | 茨城 |
6位 | 稲垣裕之 | 京都 |
7位 | 深谷知広 | 愛知 |
8位 | 中川誠一郎 | 熊本 |
9位 | 岩津裕介 | 岡山 |
平原が初のファン投票1位に輝いた年。
いわき平で開催された第60回大会は、ファン投票11位の渡邉一成が新田祐大と地元ワンツーで勝利を飾った。
ガールズケイリンコレクション2017 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 児玉碧衣 | 福岡 |
2位 | 小林優香 | 福岡 |
3位 | 梶田舞 | 栃木 |
4位 | 高木真備 | 東京 |
5位 | 石井貴子 | 千葉 |
6位 | 奥井迪 | 東京 |
7位 | 山原さくら | 高知 |
同年2017年3月に通算100勝を達成した、当時デビュー3年目の児玉が初のファン投票1位を獲得。
2016年(平成28年)松戸競輪場
第59回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 新田祐大 | 福島 |
2位 | 浅井康太 | 三重 |
3位 | 村上義弘 | 京都 |
4位 | 平原康多 | 埼玉 |
5位 | 神山雄一郎 | 栃木 |
6位 | 武田豊樹 | 茨城 |
7位 | 深谷知広 | 愛知 |
8位 | 稲垣裕之 | 京都 |
9位 | 山崎芳仁 | 福島 |
前年2015年のオールスター競輪を制した新田がファン投票1位を獲得。2位との差はわずか21票差という僅差のファン投票となった。
ガールズケイリンコレクション2016 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 高木真備 | 東京 |
2位 | 児玉碧衣 | 福岡 |
3位 | 石井寛子 | 東京 |
4位 | 小林優香 | 福岡 |
5位 | 梶田舞 | 栃木 |
6位 | 奥井迪 | 東京 |
7位 | 小川美咲 | 静岡 |
2014年にデビューした高木(106期)がファン投票1位。レースでも1着を勝ち取り初優勝を飾った。
2015年(平成27年)松戸競輪場
第58回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 深谷知広 | 愛知 |
2位 | 武田豊樹 | 茨城 |
3位 | 平原康多 | 埼玉 |
4位 | 浅井康太 | 三重 |
5位 | 村上義弘 | 京都 |
6位 | 神山雄一郎 | 栃木 |
7位 | 新田祐大 | 福島 |
8位 | 岩津裕介 | 岡山 |
9位 | 村上博幸 | 京都 |
2011年よりKEIRINグランプリに連続4回連続で出場していた深谷がファン投票で2年連続1位。
深谷とともにトラック競技ナショナルチームに所属していた新田が優勝を飾った。
ガールズケイリンコレクション2015 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 石井寛子 | 東京 |
2位 | 小林優香 | 福岡 |
3位 | 高木真備 | 東京 |
4位 | 石井貴子 | 千葉 |
5位 | 梶田舞 | 栃木 |
6位 | 加瀬加奈子 | 新潟 |
7位 | 白井美早子 | 大阪 |
前年2014年のガールズグランプリを制した小林がファン投票で2位。グランプリで2着となった石井寛子がファン投票で最多の得票数を獲得した。
優勝を掴んだのはファン投票4位の石井貴子。
2014年(平成26年)前橋競輪場
第57回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 深谷知広 | 愛知 |
2位 | 浅井康太 | 三重 |
3位 | 金子貴志 | 愛知 |
4位 | 脇本雄太 | 福井 |
5位 | 後閑信一 | 東京 |
6位 | 神山雄一郎 | 栃木 |
7位 | 岩津裕介 | 岡山 |
8位 | 石井秀治 | 千葉 |
9位 | 池田勇人 | 埼玉 |
深谷が自身2度目のファン投票ランキング1位を獲得(1度目は2012年)。前年のKEIRINグランプリ2013を制した金子が3位、前年のオールスター競輪で優勝した後閑は5位にランクインしている。
ガールズケイリンコレクション2014 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 石井貴子 | 千葉 |
2位 | 石井寛子 | 東京 |
3位 | 加瀬加奈子 | 新潟 |
4位 | 田中麻衣美 | 新潟 |
5位 | 小林優香 | 福岡 |
6位 | 小川美咲 | 静岡 |
7位 | 中村由香里 | 東京 |
前年2013年のガールズドリームレースを制した石井寛子の得票数を上回り、ファン投票1位となったのはデビューしたばかりの石井貴子(106期)。
同じく106期でデビューしたばかりの小林が自身初優勝を果たした。
2013年(平成25年)京王閣競輪場
第56回オールスター競輪 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 村上義弘 | 京都 |
2位 | 武田豊樹 | 茨城 |
3位 | 深谷知広 | 愛知 |
4位 | 成田和也 | 福島 |
5位 | 浅井康太 | 三重 |
6位 | 佐藤友和 | 岩手 |
7位 | 長塚智広 | 茨城 |
8位 | 脇本雄太 | 福井 |
9位 | 神山雄一郎 | 栃木 |
前年のKEIRINグランプリ2012を制した村上義弘がファン投票ランキング1位を獲得。続く武田は2010年から4年連続の2位となった。
ファン投票28位の後閑信一が優勝。翌年ではファン投票5位にランクアップしている。
ガールズケイリンコレクション2013 ファン投票結果
順位 | 選手名 | 府県 |
1位 | 加瀬加奈子 | 新潟 |
2位 | 石井寛子 | 東京 |
3位 | 中村由香里 | 東京 |
4位 | 山原さくら | 高知 |
5位 | 中川諒子 | 新潟 |
6位 | 中山麗敏 | 神奈川 |
7位 | 小林莉子 | 東京 |
1949年から15年間開催されていた「女子競輪」が「ガールズケイリン」として新たに生まれ変わったのが2012年7月。その翌年に初めて開催されたファン投票で1に輝いたのは加瀬加奈子(102期)。加瀬は2011年〜2015年を中心にトラック競技でも活躍していた選手だ。
オールスター・ガールズケイリンコレクション投票
KEIRINグランプリ 決勝戦結果 , ガールズグランプリ 決勝戦結果