今年のガールズグランプリを制したのは高木真備。初優勝を遂げ、競輪人生最大の目標とも語っていたチャンピオンの栄冠を手にした。
2021年12月28日、静岡競輪場でスタートしたKEIRINグランプリシリーズ。シリーズ初日となった開催の注目レースは11Rに実施された『ガールズグランプリ2021』。2021年を戦い抜いてきた7人の女子選手たちによる頂上決戦が行われた。
出場選手は以下の通り:
車番 | 氏名 | 府県/期別 |
1 | 児玉碧衣 | 福岡/108期 |
2 | 小林優香 | 福岡/106期 |
3 | 石井寛子 | 東京/104期 |
4 | 小林莉子 | 東京/102期 |
5 | 高木真備 | 東京/106期 |
6 | 尾方真生 | 福岡/118期 |
7 | 坂口楓華 | 京都/112期 |
敢闘門から1人、また1人とグランプリ独特の緊張感を纏い登場する選手たち。
全4周回となるレース。スタートすると、全体でけん制気味になりながらペーサーが離れていく。半周を前にペーサーを追い始めたのは3番の石井寛子。
そして隊列が徐々に出来上がっていく。並びは石井-高木-小林莉子–尾方–児玉–坂口–小林優香の順。
残り1周半の鐘が鳴ると、一気に加速して先頭に出たのは最後尾にいた小林優香。
残り1周をきって単独先行体制へと入るが、2車身ほど開けて石井がその後を追っていく。
残り半周となって小林優香の後輪に石井が追いつくと、その後ろから飛び出したのは高木。
更に高木の後ろを小林莉子と児玉が追走して位置を上げていく。
最終コーナーの前に小林優香を追い抜いて先頭に出たのは高木。そして小林莉子が高木の外、大外に児玉となり、レースは最終ストレートでの勝負となる。
フィニッシュは内側でペダルを踏み続けた高木が先着。半車身ほどの差で小林莉子、3着には児玉となった。先行していた小林優香は5着でフィニッシュ。
高木は自身初、そして競輪人生最大の目標と語っていたガールズグランプリ制覇を果たした。
競走結果
着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
1 | 5 | 高木真備 | 12.1 | 捲り | |||
2 | 4 | 小林莉子 | 1/2車身 | 12.0 | マーク | ||
3 | 1 | 児玉碧衣 | 1/2車身 | 12.0 | |||
4 | 7 | 坂口楓華 | 1 車身 | 12.0 | |||
5 | 2 | 小林優香 | 2 車身 | 12.7 | HB | ||
6 | 6 | 尾方真生 | 1/2車輪 | 12.3 | |||
7 | 3 | 石井寛子 | 1 車身 | 12.7 |
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