「勝ちたい」、そして……

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満足する日は・・・・・来ないでしょう

Q:日本の競輪、すなわちKEIRINグランプリで1番になったとして、満足しそうでしょうか?

そればっかりは、なってみないとわからないです。勝ちたいとは言っていますが、もしかしたらゴールなんてないかもしれない、と薄々思っています。

人間って欲深いので「もっとああしたい、もっとこうしたい」が出てくると思います。たぶん……満足しないんじゃないかな。満足してしまったら、そこで辞めちゃうのかもしれません。そう思うとみんな満足しないのかもしれませんね。

もし満足して辞められたら、それもそれで幸せでしょうけどね。

競輪選手になりたくて、競輪選手になった

郡司浩平, 和田健太郎

Q:「1番になりたい」との話でしたが、日本を飛び出して世界で、という考えにはならなかったんでしょうか?

僕は「自転車競技が好きで競輪選手になった」タイプではなくて「競輪選手になりたくて競輪選手になった」タイプです。もちろん競輪選手だった父の影響もあります。

世界と戦う自転車競技となると、機材や種目もまったく違います。日本の競輪に魅了されたのがスタートだったので、そこでのトップを目指したいなと思っています。

Q:お父さんと一緒に練習を始めて、競輪が好きになっていったということでしょうか?

そうです。好きになりましたし、純粋に「面白いな」と思います。

郡司浩平, 和田健太郎

競輪ができた当初は今とは違うスタイルだったと思いますが、ライン戦を面白いと感じる方もいれば、難しいと感じる方もいる。確かに難しいですよね、選手でも誰が勝つかはわかりません。

それが競輪の入り難さ、難しさであることは確かです。その部分を改善……はちょっと違うかもしれませんが、よりわかりやすくするにはどうすればいいのかな、と思います。もっと知ってもらって、面白さを感じてもらえれば、僕らも嬉しいですから。

そのために業界としての盛り上げ方を考えていかなければいけないですよね。

すべて自分次第、それが競輪選手

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