2023年3月18日に開幕した『第7回ウィナーズカップ(G2)』。開催地は大分県の別府競輪場。「別府温泉」で有名な国内有数の温泉地だ。

競輪を楽しみつつ、別府に点在する温泉で心身を癒し、レースを全力で楽しむための英気を養ってみてはいかがだろうか。

この記事では別府競輪場やその周辺の、おすすめ観光スポットをご紹介していく。

大分空港

別府競輪場に飛行機で行くには、大分空港が最寄り。羽田空港からは約1時間半の空旅。

大分空港に到着すると、フォトスポットの”桶ちゃん”がお出迎え。地球・宇宙の背景に”OITA”の文字が湯気のように伸びている。

どうして宇宙かと言うと、大分空港は人工衛星などが離着陸するための「宇宙港」という役割を担っているためだ。

空港内にある足湯など、至る所で宇宙人マークを見つけられる。

参照:大分空港, 大分県公式HP

空港の出入口のすぐ横には、輪行用の自転車組立スペースもある。サイクリストには嬉しいポイント。

別府駅前 中心街

大分空港からのエアライナーバスに乗り、別府湾沿いを1時間弱ほど走ると別府駅前の中心街に到着。別府タワーがそびえる駅前の海岸沿いでバスを降りると、気のせいか磯の香りではなく温泉の香りが漂っているような……。

バス停から駅へ向かいつつ、少し散策してみた。

別府駅周辺には徒歩数分の場所にも、有名な入浴施設が立ち並んでおり、日帰り温泉として利用することができる。

特に有名なのが、別府温泉のシンボル的存在である「竹瓦温泉」。約90年前に作られたという唐破風造の外観は圧巻だ。

竹瓦温泉の見どころは建物だけではない。源泉かけ流しの普通浴に加え、砂の上に浴衣を着て横たわると、”砂かけさん”が温泉で温められた砂をかけてくれる「砂場」も楽しむことができる。

参照:別府市

商店街を抜け駅前通りに出ると見えてくるのは、竹瓦温泉とは対照的な洋館風の「駅前高等温泉」。

別府駅から約150m、別府バンク半周より短い距離にある利便性の高い温泉だ。素泊まり宿も併設しており、予約すれば宿泊も可能。

参照:ツーリズムおおいた

別府駅

バス停から徒歩3分ほどにある別府駅。駅前には「ピカピカのおじさん(Shiny Uncle)」こと油屋熊八氏の像が。別府を温泉の地として有名にした立役者だ。

像の横にある「湯」の暖簾をくぐると、「手湯」が。24時間無料の源泉かけ流しを楽しめるスポットで、寒い季節にはとてもありがたい。

別府駅の東口からは別府競輪場近くまでの路線バスも出ているが、今回はあえて鉄道で行ってみることにした。

別府競輪場への詳しいアクセス方法はこちら!

JR日豊本線・日出行に乗り込み、2駅目の亀川駅で降車。

大分県 別府市

亀川駅周辺にも、別府八湯の1つ「亀川温泉」がある。

参照:「別府八湯温泉道」公式ページ

大分県 別府市

競輪のことを考えていると「てつりん」と、つい読んでしまう「鉄輪」。正しくは「かんなわ」

海側の出口から駅を降り、別府駅方面へ15分ほど歩くと別府競輪場にたどり着く。県道642号線の大きな通り沿いにあるため、すぐに見つけられるだろう。

大分県 別府市

亀川駅から歩くと、県道沿い左手に別府競輪場がある。

競輪場から徒歩30秒の温泉

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