eサイクリングとは?

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「アクセスしやすく、革新的で、Zwiftらしく」

Zwiftは『2023 eサイクリング世界選手権』を「アクセスしやすく、革新的で、Zwiftらしい」大会にすることを掲げ、新たなレースフォーマットを発表。本発表に際して、以下のようにコメントしている。

「Zwiftはeサイクリング世界選手権を、eスポーツならではの大会にするため、UCIとともに案を練ってきました。

言い換えると、eサイクリングは、屋外の現実空間で開催される通常のロードレースの模倣的な大会ではなく、バーチャルレースの強みを最大限に活かした、選手と観客両者にとって非常に白熱する大会にしなければならない、という結論にZwiftとUCIは至ったのです」

以上の方針によりZwiftは、以下の3点を今大会の主な特徴として発表した。

1. レース出場への機会を拡大

世界中の誰もが、『2023 eサイクリング世界選手権』への予選に参加可能であること。

2. 新たなレースフォーマット

エンタメ要素を重視した3つの新レースフォーマットを導入。

3. 大会特別仕様のコース

Zwift上で公開されたことのない、大会特別仕様のコースを採用。

新レースフォーマット

第1回・第2回大会では、スタート地点からフィニッシュ地点までを走り切り、その着順を競うシンプルなレースフォーマットを採用していた。

しかし、第3回大会となる『2023 eサイクリング世界選手権』では、男女それぞれにて、3つの異なるレース種目が実施される。

1種目目(100人が出走)

・約25分間の周回コース
・70人が脱落(エリミネート)
・30人が2種目目に進出

2種目目(30人が出走)

・約25分間のヒルクライムレース
・17人が脱落(エリミネート)
・13人が最終3種目目に進出

最終3種目目(13人が出走)

・約15分間の周回コース
・起伏のあるパンチャー向けのコース
・エリミネーションレース
・毎周回、最後尾の2人が除外(エリミネート)されていく
・最終ラップの着順を、最後まで残った3人の選手で争う

Women's Elimination, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France

トラック競技中長距離種目の「エリミネーション」の要素が取り入れられたレースフォーマットとなっている。

各レースで次々と選手たちが脱落していくため、展開を終始見逃せないレースとなるだろう。

トラック競技で行われる「エリミネーション」のルールに関してはこちら

優勝賞金は?

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