シクロクロスの2022年アメリカ選手権が2022年12月6日〜11日に開催された。エリートに加え、ジュニア・U23・マスターズの各カテゴリーで表彰台が争われた。

今回、本大会で注目したいのはマスターズカテゴリー。35歳以上の選手が登録できるカテゴリーで、5歳ごとにクラス分けされることが主流となっている。

89歳が出走!?

今大会で最高齢選手として出場したのが男子マスターズ89歳のフレデリック・シュミッド(Frederic Schmid)選手。アメリカ国内選手権史上、最高齢となる出場となった。

競技年齢としては2022年現在で90歳となるシュミッド選手のために、アメリカ自転車競技連盟は男子マスターズ「90+」のクラスを新設。今回の2022年大会ではシュミッド選手が唯一「90+」の出場者・完走者となり、表彰台へ登った。

起伏や段差のある泥道や砂利道を走る過酷な自転車競技、シクロクロス。アメリカ国内選手権では、シュミッド選手の他にも高齢に達するマスターズ選手が多く出場している。

参照:USA CYCLING大会公式リザルト, USA CYCLINGリリース(2022年12月7日)

日本のシクロクロス競技人口は?

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