89歳が出走!?

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日本のシクロクロス マスターズ人口は?

60歳以上のクラスでも多くの選手が出場したアメリカのシクロクロス国内選手権。では日本のシクロクロス界では、どれくらいの選手が大会に出場しているのだろうか。

2022年シーズンに全4戦が開催され、出場した大会の順位に応じたポイントから算出される「JCFシクロクロスランキング」。本ランキングにて各クラスに記載されているマスターズの人数をピックアップしてみた。

男子マスターズ
「35-39」:15人
「40-49」:67人
「50-59」:65人
「60+」:21人

女子マスターズ:10人。

アメリカ国内選手権と違い、40代と50代では10歳ごとにクラス分けされているが、両クラスとも60人を超えている。もし現在出場している選手が今後もマスターズとして走り続ければ、日本の「60+」が60人を越したり、「70+」や「80+」のクラスが誕生するかもしれない。

参照:JCFシクロクロスランキング

ロードのマスターズ人口は?

JCFに選手登録を行い、レースに出場しているシクロクロスのマスターズ選手は国内でも一定数いる。

ではロードではどうだろうか。2022年6月に開催された「ロード2022全日本選手権ロードレース」で、マスターズの各カテゴリーに出場した人数をピックアップしてみた。

男子マスターズ
「30-39」:36人
「40-49」:51人
「50-59」:44人
「60+」:15人

女子マスターズ:13人。

比較的似た形のバイクを使用する「シクロクロス」と「ロード」だが、40代以上の選手数でいえば「シクロクロスの方が多い」という結果に。1時間前後で完結するレースプログラムや、高速に達することなく走れるといったシクロクロスの特徴がこの数字につながっているのかもしれない。

参照:JCF ロード2022全日本選手権ロードレース