チーム種目だからこその展望

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シビアに受け止めつつも

Q:9月28日の練習がチームスプリントの初合わせと聞きましたが、それを受けて課題などは?

とにかく2走までがしっかりタイムを出さなければダメだ、という話をしました。3走ももちろん大事ではあるんですが、2走までで既に数秒トップ国との差があります。このタイムを縮めるためにはトレーニングするしかないので、とにかく堅実にやっていこうと、シビアに受け止めています。

Q:個人的には1走より2走が良いでしょうか?

適しているのは2走だと思いますが、現状では私が1走をするのがベストなチームです。誰でもできるポジションではないので「私で良いのかな?」と思ったりもします。本音を言えば、1走ができる人に入ってもらいたいですけどね(笑)

力試しとなるスプリント

Q:スプリントはどうですか?

経験不足ですので、自信があるかどうかもよくわかりません。コーチの言われたことを忠実にやる、というのが今回のポイントかと思います。加えて、自然に体と頭が反応するようにタイミングを逃さないこと、これも大事です。

Q:スプリント予選のハロン(200mFTT)の自己ベストはいくつなのでしょうか?

10秒85です。ハロンでベストタイムを出すことも今大会の目標のひとつです。力試しですね。それ以降の対戦については、相手のデータを頭に入れて、相手が嫌がる走りを実行していきたいと思っています。

Q:普段、スプリントの対戦の練習はしているんでしょうか?

バンク全体を大きく使うような、スプリント独特の練習はちょくちょくやっています。今大会は未知の部分も多いので力試しという部分も大きいです。でも日本の競輪、競技のレース、どちらにに参加する上でも、大会の種類に関係なくベストを尽くすこと、それは変わらないと思っています。

Q:梅川選手ってレース直前に「何やってんだろ、私……」って後悔するタイプと以前おっしゃっていましたが、今回もありそうですか?

ありますね(笑)

たまにふと「何やってんだろう」って我に返りますよ。「いつまでやるんだろ……あ!あと3年か」って。最近の方が以前より思うようになりました。でも「良くてもダメでもあと3年。だから走り切る!」と思っています。

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