好調とスランプ

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オリンピックと世界選手権

東京オリンピックBMX日本代表 BMXレーシングは長迫吉拓・畠山紗英、BMXフリースタイル・パークは中村輪夢・大池水杜/東京オリンピック代表記者会見

 

Q:畠山選手にとってのオリンピックとはどういうものでしょうか?

2008年の北京オリンピックからBMXが正式種目になって、その頃からオリンピックに出ることが夢になっていました。

いざ「オリンピックに出る」となると、夢が目標に変わって、近くなっているのが不思議な感じというか。それに日本でやるのも特別なことですよね。日本の大会に出られること自体がラッキーだなとすごい思います。

Q:オリンピックは4年に1度ですけども、次も4年間頑張ろうって思える元気はまだありますか?

全然あります。

Q:間隔が4年ある、つまり4年間頑張り続けないといけないので、覚悟がないとできないことだと思います。

目標はオリンピックだけじゃないですから。世界選手権のレインボージャージを着るのが、大きな目標というか、ゴールなので。オリンピックは1番規模が大きい大会かもしれないけど。

Q:畠山選手にとっては、オリンピックと世界選手権の金メダルどちらの方が重要ですか?

オリンピックは「4年に1回」なので存在が大きいかなと思います。でも、世界選手権も同じくらいですね。

Q:やっぱり自転車競技をやる選手として、アルカンシエル(レインボージャージ)に袖を通したいということですよね?

世界選手権で優勝したら、アルカンシエルを着て1年間走れるので、やっぱりすごく欲しいですね。目標です。

東京オリンピックに向けて

Q:東京オリンピックまでおよそ1ヶ月です。

今のところ順調にですが、スタートが課題なんです。まだ完璧ではないので、BMXのコース練習は続けて完璧に近づけていけたらいいなって感じです。ジムトレーニングは調整に入っていくんですけど。

Q:スタートの時は緊張しますか?それとも慣れてしまいましたか?

緊張します。始まると何が起こるかわからないから緊張するのかなっていう感じです。

Q:観客がいた方が緊張しますか?いない方が緊張しますか?

緊張することと観客がいるかいないかは、関係ないかなと思います。観客が入ると盛り上がり方も違うと思うので、観客はいた方がいいですね。

Q:東京オリンピックでの具体的な目標は?

やっぱりメダル。ワールドカップで表彰台乗れたので、メダル。よりいい色のメダルを取れればいいなと思います。でもそのためには100%のパフォーマンス・・・全力で、ベストが出せれば結果につながると思うんで、まずは自分のベストを尽くすことですかね・・・。

Q:東京オリンピックでは他の外国人と同じように隔離措置に入ると思うのですが、競技終了後はどう過ごす予定ですか?

世界選手権があるので、大会数日後に飛行機でW.W.C(スイス)に戻ります。競技終了後に日本にいる期間は、たぶん5日間位しかないと思います。

Q:それはハードスケジュールですね。それでは、最後に東京オリンピックに向けて、BMXファンや応援してくださる皆さんに一言お願いします。

この日本で行われる東京オリンピックに出場できることはラッキーだと思っています。このオリンピックが BMXを知ってもらうきっかけにもなると思うので、自分の全力尽くして、いい結果を残したいです。応援よろしくお願いします。

畠山紗英 HP
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