メダリストの軌跡

オリンピックの自転車競技日本史において、メダルの獲得総数は4つ。そしてそれらは全てトラック競技での獲得ということはご存じだろうか。
先人たちのオリンピックを振り返り、過去と今の違い、これまで成し遂げてきたメダルの意味、そして迫る東京オリンピックをどう観るべきか。

~メダリストの軌跡~

と題して、過去のオリンピックで自転車トラック競技のメダルを獲得した偉人たちを訪ねる。

第1回は”ロスの超特急”と呼ばれた、坂本勉氏。

坂本勉プロフィール

1962年生まれ、青森県出身。

1984年のロサンゼルスオリンピックで初出場ながらスプリント種目で銅メダルを獲得。日本自転車競技史上初のオリンピックメダル獲得を果たす。

ロスオリンピック後はプロ競輪選手の道へ。1989年、1991年のオールスター競輪(GI)を制し、1990年のKEIRINグランプリで優勝。競輪界のトップ選手へと登りつめる。

2011年に現役を引退。直後に自転車トラック競技のナショナルチームへスタッフ入りし、2014年からはヘッドコーチへ就任。リオデジャネイロオリンピック終了までチームを牽引した。

2度目となるはずだったオリンピック

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