もっと新しい、面白いモノを見つけたい。
2020年の東京オリンピックが終わった後、彼の視線が捉える先はどこにあるのか。
「まだ、ないですね。もっと新しい、面白いもの見つけたいって感じです。競輪だけをやる、競技だけをやる、っていう事は無いです。競技が競輪にシナジー効果を生むと思っていますから。それに競技をやっていれば海外へ行けるし、最高ー!」
あくまで自然体で、日々に喜びを感じながら、自ら道を切り開き続ける。ロードレース、トラック中距離、競輪、その全てで輝きを放つ橋本英也は、自転車競技界に存在する横の壁を取り払うための重要人物だ。
https://twitter.com/Eiya_Hashimoto/status/1012269681896349696
そんな橋本英也へ今シーズンの目標を尋ねた。
「今年はアジア大会で優勝し、金メダルを狙いたいですね。その次はワールドカップでも金メダル。オリンピックポイントも関わるから、結果を残したいです。そして、世界選手権でも表彰台を狙います。世界選手権では前回10位だったので、次は本気でメダル争いに絡みたいです。」
橋本英也は昨シーズン、我々に「ワールドカップで日本人史上初の銀メダル獲得」という記事を書かせてくれた。今シーズンはきっと「橋本英也、史上初の金メダル獲得」という記事を書かせてくれるはずだ。
Interview : Mizuki Ida
Photo & Text : Shutaro Mochizuki