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【BMXフリースタイル・フラットランド】日本が男女で優勝!

宮嶋歩菜

障害物のない平地(フラットランド)で様々な技を繰り出し、その芸術性を競う種目。本種目において日本は2022年以降、3年連続でアルカンシェルを勝ち取っている。

今大会でも日本は、男女において金メダルを勝ち取る強さを見せることとなった。

女子フラントランド

13人が出場した女子エリートでは、日本勢全員が決勝へ進出。

優勝を勝ち取ったのは、ラン全体を通して安定した走りを見せた清宗ゆい。

2024年に日本・江ノ島にて開催されたワールドカップでは3位に輝いた清宗。本大会にて自身初のワールドカップ金メダルを勝ち取った。

そして2位に続いたのは、日本代表として初の海外大会出場となった吉村想花。

決勝メンバーでは最年少の15歳ながらも、唯一のフルメイク(ミスなし)のランを披露し、会場から大きな歓声を浴び、堂々たる走りで今後の活躍に向け強く印象づけた。

3位には鈴木仁菜が続き、上位5位までを日本選手が席巻した大会となった。

女子2位 吉村想花 コメント

吉村想花

「今回の経験は大きな自信になりました。初めての海外戦でしっかり自分の力を出し切ることができて良かったです。次は優勝を目指して頑張りたいです」

女子フラットランド リザルト

選手名 ポイント(決勝)
1位 清宗ゆい 日本 85.00
2位 吉村想花 日本 84.33
3位 鈴木仁菜 日本 79.00
4位 中川きらら 日本 75.00
5位 宮嶋歩菜 日本 69.67

男子フラットランド

片桐悠

21人が出場した男子エリート。日本チームは4人全員が決勝へ進出。

決勝では悪天候による一時中断や機材トラブルが発生する中、各選手がパフォーマンスを披露。

2023年の世界チャンピオンである荘司ゆうが、優勝を勝ち取った。

2位はフランスのジュリアン・バラン。

準決勝1位通過という好調さを維持しながら、決勝でも高難易度トリックに挑んだ日本の片桐悠が3位入賞を果たした。

男子3位 片桐悠 コメント

片桐悠

「目標の優勝には届きませんでしたが、決めたかった技を会場で成功できて、観客の記憶に残るようなライディングができたと思います。次は優勝を目指して、さらに磨いていきたいです」

男子フラットランド リザルト

選手名 ポイント(決勝)
1位 荘司ゆう 日本 90.16
2位 ジュリアン・バラン BARAN Julien フランス 84.66
3位 片桐悠 日本 80.33
4位 早川起生 日本 78.00
7位 表原次元 日本 66.16

UCIリザルト

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