IOC が開催を発表している『Olympic Qualifier Series 2024(以下 OQS)』。日本語にすると『オリンピック予選シリーズ2024』となる本大会はBMXフリースタイルの国際大会で、この大会のトップ6選手にはパリオリンピック出場権が与えられる。

本大会に日本から出場する3選手が決定。それぞれのコメントが発表された。

中村輪夢

ウイングアーク 1st / UCI個人ランキング男子3位

OQSの出場が決まってオリンピックがもうすぐだなと実感が湧いてきました。
オリンピックでメダルをとるのが目標なので、この 2 戦をいい感触で終えられるように準備していきたいと思います!応援よろしくお願いします!

溝垣丈司

湘南工科大学附属高等学校 / UCI個人ランキング男子20位

OQSへの派遣内定をとても嬉しく思っています。自分らしく唯一無二のスタイルで最高のステージ目指して楽しみます。

内藤寧々

湘南工科大学附属高等学校 / UCI個人ランキング女子16位

OQSへの派遣が内定しとても嬉しいです。これまで支えてくださった皆様への感謝の気持ちを胸に、このチャンスを活かし五輪出場に向け全力で臨みたいと思います。応援よろしくお願いします!

OQS(Olympic Qualifier Series 2024)

<Part 1>
2024年5月16日〜19日:中国・上海

<Part 2>
2024年6月20日〜23日:ハンガリー・ブダペスト

IOCによると「BMXフリースタイル、スケートボード、スポーツクライミング、ブレイキンが一堂に会する複合競技大会。464 人のアスリートたちがパリ2024出場を目指して激突する大会」としている。

2023年12月5日までに日本のUCI国別ランキングによって本大会への出場枠が配分されており、日本は男子2枠・女子1枠を獲得。この枠数に合わせて国内選手選考が行われた結果、上記の3選手の派遣が決定された。

本大会のシリーズトップ6選手にはパリオリンピックへの出場権が与えられるが、オリンピック出場のための必須条件ではない。本大会を含む全ての選考過程を終えた時に国別出場枠を獲得できていれば、改めて国内で出場選手が選考され、オリンピック出場選手が決定となる。