フランス・モンペリエで開催された UCI BMX フリースタイル ワールドカップ。約2年半ぶりの開催となる今大会において、現地時間5⽉29⽇に決勝戦が⾏われた。

パークでは中村輪夢が優勝。
フラットランドでは早川起⽣が優勝のほか、上位4位までを日本選手が独占した。

パーク

BMX フリースタイル・パークはエントリー79人、うち決勝進出は予選・準決勝を勝ち抜いた12人(うち1人DNS)で決勝が⾏われた。

世界的に技のレベルが⼤きく上がる中、5⽉28⽇に⾏われた準決勝から決勝さながらの⽩熱した戦いが繰り広げられていた。準決勝で中村は、1ラン⽬のミスで追い込まれるも、2ラン⽬でしっかりリカバリーし4位で通過。

5⽉29⽇の決勝では1本⽬から今⼤会初出しの「360テールウィップ to テールウィップ」などビッグトリックを連発。ノーミスで⾛り切り95.30を叩き出し暫定1位に⽴った。その後、他選手が圧巻のライディングを披露するもの、最終的には中村が1ラン⽬のポイントを守り切り優勝に輝いた。

中村の優勝は2019年11⽉の中国ワールドカップ以来2度⽬で、UCIワールドシリーズ2連覇を達成。

中村輪夢コメント

久しぶりに国際⼤会で優勝できて最⾼の気分。今⼤会は、今までの⼤会で⼀番レベルが⾼いと感じた。

他の選⼿も良い⾛りをしていたが、その中で⾃分が勝てたことで、今までやってきたことが間違っていなかったと感じることができた。「360 テールウィップ to テールウィップ」は、以前からできていた技だが、今回準決勝でも評価が⾼かったので決勝でも出した。久しぶりに全部⾛り切れてよかった。

ワールドカップはまだ始まったばかりなので、今後も良い順位が取れるように頑張ります。

フラットランド

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