因縁の最終決戦【決勝】

【決勝戦 出走メンバー】

シマノ 入部正太朗/一丸尚伍/黒枝咲哉/中井唯晶
ブリヂストン 孫崎大樹/沢田桂太郎/近谷涼/今村駿介

シマノは全日本ロードチャンピオンの入部や、トラックに強い一丸、スプリンターの黒枝、マディソン&オムニアム元学生王者の中井が出走。対してブリヂストンは、先日開催された2020トラックアジア選手権の男子チームパシュート優勝メンバーに加えてスプリンターの孫崎が出走し、両者共に最強の布陣でレースに臨んだ。

オリンピック出場へ大きな一歩、男子チームパシュート優勝/アジア選手権トラック2020

秋の涼しさを吹き飛ばす熱気と共にバンクリーグ最終戦がスタート。

スタート直後から激しい牽制が続き、ロード全日本王者の入部(シマノ)と孫崎(ブリヂストン)の2人が抜け出してポイント周回へ。

1ポイント目は入部が僅差の勝負を差し切り、シマノが先に1ポイント獲得。

1選手2ポイント獲得の新ルールにより、入部と孫崎が協調して逃げ続けながら交互にポイントを獲得して行く。

両者2-2となり残り1点差となった終盤。序盤から逃げ続けていた2人はこれ以上ポイントを獲得できないため、後続集団の3人vs3人の争いに。

後方ではトラック競技のスプリントさながら、マンツーマンのマークで激しい牽制が続く。

バンクリーグ/Round4 宇都宮

第4コーナーからトラックナショナルチーム仕込みのパワーで仕掛けた近谷(ブリヂストン)を中井(シマノ)が全力でマークし、最終周回へ。

緊張感が高まる牽制を経て、フィニッシュに向けて距離が縮んでいく。第3コーナーへ入り、500mバンクの僅かなカントを上手く利用した中井(シマノ)が先行。

中井を追う近谷だったが、先行した中井のスピードに追いつくことができず、シマノが3ポイント目を獲得。

Round2・3とブリヂストンに2連敗中だったシマノがリベンジを果たし、Round1ぶりの勝利を得た。

 

バンクリーグ/Round4 宇都宮

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