2017年7月7日に、伊豆ベロドロームで開催された「2017ジャパン・トラック・カップⅠ」には、世界中から自転車トラック競技のトップ選手が集い、熱い戦いが繰り広げられた。
男子エリート スプリント予選では9秒台が続出
男子スプリントでは、予選の200m F.T.T.(Flying Time Trial)で9秒台を出す選手が6人とハイレベルな争いに。デニス・ドミトリエフ選手が9.748秒をマークし一位で通過。日本人勢は新田祐大選手が自己ベストを大きく上回る9.843秒で3位、脇本雄太選手が9.971秒で5位という接戦となった。
決勝ではニュージーランドのサム・ウェブスター選手がデニス・ドミトリエフ選手を下し、1位を獲得した。
オリンピック公式種目として採用されてから初の国内開催となったマディソンも注目だ。この日は女子マディソン20kmが開催され、日本の鈴木奈央&橋本優弥チームが優勝を飾った。
マディソンとは2人1組のチーム戦で、規定周回ごとに1位〜4位のチームへポイントが付与され、そのポイント数で勝敗を決定する競技。選手が交代する際には、手をつなぎ、バトンリレーの様に交代をする。選手交代の際には腰を押して加速させる事もOKである。
2017ジャパン・トラック・カップⅠ ハイライト動画
ジャパン・トラック・カップは9日まで、オリンピック競技会場にも決定している、静岡県の伊豆ベロドロームにて開催される。