【8/24】2017世界ジュニアトラック大会1日目

真夏のモンティキアーリ

大会初日、開催地であるイタリアのモンティキアーリは最高気温30度と真夏であるが、湿度は35%と過ごしやすい。宿舎から競技場まで車で約20分の距離だが、移動の度に予約が必要で、煩雑さを感じさせる。

女子チームパーシュート

大会初日は女子チームパーシュート予選から始まった。

出場メンバーは松本詩乃(日体体育大学)、山口伊吹(鹿町工業高校)、池上あかり(祐誠高校)、松井 優佳(南大隅高校)。幾度も練習を重ね、6月には選手から合宿を要望するなど、やる気に満ちたメンバーである。

1周目、予定ペースよりもオーバーペースで入ってしまう。異国で大きなプレッシャーの中、自己コントロールすることの難しさを感じる。隊列は4走の松井が離れ気味。1kmを1分10秒で通過。その後一定ペースの中、予想外に山口が離れてしまい、3名でゴール。

記録は4分49秒639。順位は出場11チーム中、10位で終わった。目標タイムとされた4分43秒を下回ってしまう。

1位通過のイタリアが出したタイム4分23秒229は、日本国内ジュニア男子並みのタイムであり、世界との差を感じさせた。しかもメダル獲得の為には予選・1ラウンド・順位決定戦と走る必要があり、体力が要求される。

男子チームパーシュート

続いて男子チームパーシュートである。

石井 洋輝(白河実業高校)、佐藤 建(九州学院高校)、河野 翔輝(榛生昇陽高校)、清水 大樹(横浜高校)が出場し、4分18秒861でゴールをした。ベスト8へ残るには4分ヒトケタ代のタイムが要求される。

男子チームスプリント、女子スクラッチ