男子ポイントレース

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女子ポイントレース

エントリー一覧

鈴木奈央 チーム楽天Kドリームス
内野艶和 チーム楽天Kドリームス
五味田奈穂 スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ
古山稀絵 チーム楽天Kドリームス
中村妃智 JPF
渡部春雅 明治大学

20km、80周で行われるレース。10周ごとにポイント獲得のチャンスとなる。

内野艶和(チーム楽天Kドリームス)

前半は各選手が満遍なくポイントを獲得するが、ジュニア世界選手権ポイントレースで優勝経験のある、内野艶和(チーム楽天Kドリームス)が頭ひとつ抜ける形となる。前半戦が終わったところでのポイントは以下の通り:

11ポイント 内野艶和 チーム楽天Kドリームス
9ポイント 古山稀絵 チーム楽天Kドリームス
中村妃智 JPF
8ポイント 鈴木奈央 チーム楽天Kドリームス

ここでメイン集団は5人(内野艶和、古山稀絵、中村妃智、鈴木奈央、渡部春雅)に。五味田奈穂(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)はこののち、-1ラップ(周回遅れ)の判定を受ける。

その後も安定してポイントを獲得する内野。内野には古山・中村が続く形で進む。一方、鈴木は4日間の疲れが出たか、ポイントが伸びない。

6回目のポイント周回を1着で入ったのは渡部春雅(明治大学)。ここで5ポイントを獲得したことで、1位争いにも絡める位置に上がる。

7回目のポイント周回が終わったところでのポイント獲得数は以下の通り:

23ポイント 内野艶和 チーム楽天Kドリームス
16ポイント 古山稀絵 チーム楽天Kドリームス
15ポイント 中村妃智 JPF
9ポイント 鈴木奈央 チーム楽天Kドリームス
9ポイント 渡部春雅 明治大学

最終周回のフィニッシュのポイント獲得を残して、古山と中村は1着でフィニッシュすれば逆転の可能性もある状況となった。

鈴木奈央(チーム楽天Kドリームス)

しかし残り3周で飛び出したのは鈴木奈央(チーム楽天Kドリームス)。それに飛びついた中村妃智(JPF)、さらに内野艶和・古山稀絵(ともにチーム楽天Kドリームス)も絡み、4車の牽制状態となる。その状況を見て渡部春雅(明治大学)が飛び出したところで残り1周。

渡部が飛び出したものの、楽天の3人と中村はすぐに渡部をかわしていき、最後はスプリント勝負となる。残り半周から飛び出した鈴木が1着でフィニッシュ。2着に古山、3着に中村と続いた。

最終結果は内野艶和が1位、2位は古山。3位の位置で中村と鈴木が並んだが、最終着順により、鈴木が3位となった。

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優勝 内野艶和

Q:初出場のジュニア世界選手権でも、ポイントレースで優勝されていました。

得意になりたいのはオムニアムですが、結果的には「ポイントレースが得意」になってしまっているのかもしれません。インターバルにちょっとだけ強いのかな、と思います。

Q:先輩と走る、最後のレースでした。

私はエリートに入ったばかりで、一緒に練習出来たのは短期間。私も競技で活躍する姿を見せられたらいいなと思います。まだまだ今のままでは届かず、これから沢山やることがあると思うので、一つ一つ潰していってステップアップしていきたいです。

2位 古山稀絵

チーム楽天Kドリームスの2人のスプリント力がピカイチなので、自分の攻撃で2人の足を削ろうと思っていました。結果的には負けてしまったので、もっと面白いレースが出来るように頑張ります!

3位 鈴木奈央

前半から攻めたんですけど一度降格になっちゃって、それが気持ち的にキツかったです。この大会では沢山の金メダルを獲ると決めていましたし、4日間8レースは本当にキツかったですが走り切れて良かったです。