スプリントのルール

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準決勝(1/2決勝)

準決勝は3本勝負、2本先取で勝者が決まる。組み合わせは以下の通り。

1 小林優香(チーム楽天Kドリームス)
中西美央(鹿屋体育大学)
2 梅川風子(チーム楽天Kドリームス)
久米詩(JPCA)

1組目

1本目は小林が前、中西が後ろでスタート。早いタイミングで中西が前に出て小林から逃げていくが、残り1周で捕まる。そこから小林一気にペースを上げて先着。

2本目は中西が前、小林が後ろ。残り半周を前にして小林が追い抜いて、フィニッシュ。決勝進出を決めた。

2組目

1本目、久米が前、梅川が後ろでスタート。残り1周を前にして梅川がスピードを上げて先頭へ出ると、そのまま距離を詰めさせることなく、梅川が先着フィニッシュ。

2本目は梅川が前、久米が後ろでスタート。スタートから半周程度で、前でスピードを落とす梅川が久米にプレッシャーをかけていくと、位置関係が変わって久米が前、梅川が後ろとなる。徐々にスピードを上げていった両者だが、1周を前に内側に出来たスペースを梅川が突いて加速すると先頭へ。そのまま位置関係が変わらず梅川が先着した。

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決勝

小林優香vs梅川風子のチーム楽天Kドリームス対決となった決勝。

1本目は小林が前、梅川が後ろでスタート。序盤から速めのペースを作る小林、そして小林の後ろにしっかりと付いてく梅川。残り1周を切ってダッシュする両者、残り半周では梅川が外から並びかけ、最終ストレートでは車輪一つほど前に出た梅川が1本目を先取した。

2本目は梅川が前、小林が後ろ。1本目と同じようなレース展開となるが、今回は小林が残り半周で後ろから仕掛けて先着。勝負は3本目に持ち越された。

優勝決定レースとなる3本目は、梅川が前、小林が後ろでスタート。しかし早々に小林がスリップによる落車でリスタートへ(※今大会は滑りやすいとのこと 複数選手談※)。

今度は小林が前、梅川が後ろとなってレースがゆっくりと進んでいく。スローペースのまま残り1周半。ここで一気に梅川がスピードを上げて内側から前へと出る。先行して逃げ切り体制に入る梅川とそれを追う小林だが、梅川が逃げきってフィニッシュラインへと駆け込んだ。この結果、梅川が自身初のスプリント種目での日本一の称号を手にすることとなった。

3-4位決定戦

中西美央(鹿屋体育大学)vs久米詩(JPCA)。

1本目は久米が前、中西が後ろでスタート。ぴったりとくっついたままレースが進むが、久米が逃げ切って1本先勝。

2本目は中西が前、久米が後ろでスタートしたが、序盤の中西の転倒でリスタートに。早めに先行体制になった中西だが、久米が捉えて2本先取、3位となった。

選手インタビュー

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