マディソンのルール

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レースレポート

レースは30km、120周回で行われ、10周ごとにポイント獲得周回が設定されている。

チームブリヂストンサイクリングからは2チームが出場。チームブリヂストンサイクリング1として通常のジャージを着用する橋本英也&兒島直樹のペア。チームブリヂストンサイクリング2は黄色のジャージを着用する今村駿介&山本哲央がペアを組んだ。

橋本英也, 男子マディソン 兒島直樹 橋本英也, 男子マディソン, 2021全日本トラック

チームブリヂストンサイクリング1(橋本英也・兒島直樹)

今村駿介 山本哲央, 男子マディソン, 2021全日本トラック

チームブリヂストンサイクリング2(今村駿介・山本哲央)

まず最初に仕掛けたのが日本大学(髙橋舜・佐藤健)。

髙橋舜 佐藤健, 男子マディソン, 2021全日本トラック

日本大学(髙橋舜・佐藤健)

最初のポイント周回である10周目はこのチームが1着で5ポイントを獲得。2着にチームブリヂストンサイクリング2(今村駿介・山本哲央)、3着にチームブリヂストンサイクリング1(橋本英也・兒島直樹)が入る。

3回目のポイント周回を前にし、前へ出たのはチーム吉井塾(中村龍吉・小林右京)。しかしそれを抑え、シマノレーシング(風間翔眞・中井唯晶)が1着で5ポイントを獲得。

中村龍吉 小林右京, 男子マディソン, 2021全日本トラック

チーム吉井塾(中村龍吉・小林右京)

4回目のポイント周回では日本大学が先頭、5ポイントを獲得。2着にチームブリヂストンサイクリング2が入る。

今村駿介 山本哲央, 男子マディソン, 2021全日本トラック

チームブリヂストンサイクリング2(今村駿介・山本哲央)

ここまでの暫定ポイントトップはチームブリヂストンサイクリング2が12ポイントで単独トップ。次いで日本大学が11ポイント。チームブリヂストンサイクリング1も1着回数は少ないものの、コンスタントにポイントを積み重ねてきている。

兒島直樹 橋本英也, 男子マディソン, 2021全日本トラック

チームブリヂストンサイクリング1(橋本英也・兒島直樹)

5回目のポイント周回のあと、チームブリヂストンサイクリングの1、2が集団から抜け出していく。他チームに半周ほどの差をつけたブリヂストンサイクリングの2チームは、そのまま6回目のポイント周回に入り、チームブリヂストンサイクリング1、2の順で着順がついた。

前半戦が終了した地点でのポイント順位(上位3位まで)は以下の通り:

チームブリヂストンサイクリング2:20ポイント
チームブリヂストンサイクリング1:17ポイント
日本大学:14ポイント

そしてブリヂストンの2チーム。チームブリヂストンサイクリング2、続いてチームブリヂストンサイクリング1が後続集団に追いつき、更に20ポイントを獲得する。

8回目のポイント獲得はチームブリヂストンサイクリング2が1着で獲得し、2着は京都産業大学(矢萩悠也・中村栄杜)。日本大学は交代に失敗したこともあり、4着。

中村栄杜 矢萩悠也, 男子マディソン, 2021全日本トラック

京都産業大学(矢萩悠也・中村栄杜)

チームブリヂストンサイクリング2がポイントリーダー。それにチームブリヂストンサイクリング1が続き、優勝争いはこの2チームに絞られた。一方3位争いとしては(9回目のポイント獲得終了時点で)日本大学が18、シマノレーシング(風間翔眞・中井唯晶)が12ポイント。

中井唯晶 風間翔眞, 男子マディソン, 2021全日本トラック

シマノレーシング(風間翔眞・中井唯晶)

11回目のポイント獲得を前に、シマノレーシングが逃げの体制に入る。この動きを日本大学が追いかけ、11回目のポイント周回へ突入。しかしこの周回1着を取ったのは外から伸びたチームブリヂストンサイクリング2。シマノは2着、3着に日本大学が入る。

最後のポイント周回を残し、この地点でのポイント順位は以下の通り:

チームブリヂストンサイクリング2:60ポイント
チームブリヂストンサイクリング1:51ポイント
日本大学:22ポイント
シマノレーシング:16ポイント

フィニッシュ時のポイント獲得は倍点(1着10ポイント、2着6ポイント、3着4ポイント、4着2ポイント)となる。

残り2周、ここまで暫定トップを走るチームブリヂストンサイクリング2(今村駿介)が落車し、重要な局面で交代ができなくなってしまうアクシデントが発生。

最終周回に入り、チームブリヂストンサイクリング1の逆転も可能かと思われたが、最後に1着でフィニッシュしたのは日本大学。チームブリヂストンサイクリング1は2着で6ポイント獲得。

チームブリヂストンサイクリング2は最終周回でのポイント獲得は出来なかったものの最終成績は1位。チームブリヂストンサイクリング1が2位、日本大学が3位となった。

最終結果

1位 チームブリヂストンサイクリング2
(今村駿介・山本哲央)
60ポイント
2位 チームブリヂストンサイクリング1
(橋本英也・兒島直樹)
57ポイント
3位 日本大学
(髙橋舜・佐藤健)
32ポイント

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今村駿介&山本哲央インタビュー

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