UCIトラックチャンピオンズリーグ。短距離、中長距離、世界から選りすぐりの72人を集めて、新たなスタイルで実施するエンターテイメント性を追及したトラック競技の大会だ。2021年12月4日には大会の第4戦、最終戦がイギリス・ロンドンで実施された。

第1戦から第4戦までの総合成績で決まるシリーズチャンピオンをかけた最終戦。

短距離男子では第1戦から一度も負けずにスプリント種目をハリー・ラブレイセン(オランダ)が制した。

しかしケイリンでは第1戦、第3戦で優勝したシュテファン・ボティシャー(ドイツ)が最終戦でもラブレイセンを破り勝利。ボティシャーの総合ポイントは届かず、総合優勝して初代チャンピオンズリーグの男子短距離チャンピオンとなったのはラブレイセン。日本から出場した山﨑賢人(チーム楽天Kドリームス)はケイリン/スプリントで勝ち上がることが出来ず、総合17位でチャンピオンズリーグを終えた。

女子は2021世界選手権のスプリント種目で金メダルを獲得したエマ・ヒンツェ(ドイツ)がスプリントを制し、2021世界選手権のケイリン種目で金メダルだったリー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)がポイントで肉薄するも逃げ切って、総合優勝を遂げた。日本からは太田りゆ、佐藤水菜が出場し、佐藤がケイリンの決勝に勝ち上がったが、決勝では5着となった。佐藤は総合成績を11位、太田は18位とした。

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レースレポート

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