UCIトラックチャンピオンズリーグ。2021年が初開催となる、新たなトラック競技の国際大会だ。本記事では「そもそもUCIチャンピオンズリーグってどんな大会?」「どんな選手が出るの?」「日本でも見られるの?」など、UCIトラックチャンピオンズリーグの基本情報をまとめてお伝えする。
「UCIトラックチャンピオンズリーグ」ってどんな大会?
自転車トラック競技の国際大会で、全5戦のシリーズにて実施される。2021年からスタートする、新しい試みの大会だ。日程は以下の通り。
開催国 | 時差 | 日程 | 開始時刻 | 終了予定 | |
第1戦 | スペイン | -8時間 | 11月6日 | 27:00(翌3:00) | 翌6:30 |
第2戦 | リトアニア | -7時間 | 11月27日 | 26:00(翌2:00) | 翌5:30 |
第3戦 | イギリス | -9時間 | 12月3日 | 28:00(翌4:00) | 翌7:30 |
第4戦 | イギリス | -9時間 | 12月4日 | 28:00(翌4:00) | 翌7:30 |
第5戦 | イスラエル | -7時間 | 12月11日 | 26:00(翌2:00) | 翌5:30 |
※本来は全6戦の予定だったが、第2戦フランスの会場が使用できなくなった関係で、全5戦となっている。
選ばれた人しか出場できない
出場選手は「招待制」で決定。オリンピック、世界選手権などで優秀な成績を収めた選手に出場オファーが出され、トラック競技の「スーパースター」だけの大会だ。短距離・中長距離それぞれ18人ずつ、男女計72人の選手が出場。
選ばれた選手たちは全5戦すべてに出場し、入れ替えは基本的に行われない。全5戦でポイントを競い、全戦終了時に短距離・中長距離&男女の4人の総合優勝者が決定される。
日本からは短距離に佐藤水菜・山﨑賢人・太田りゆ、中長距離に窪木一茂、梶原悠未が出場。なお第5戦が12月11日に終了し、日本に帰国ののちも隔離期間があるため、この間上記の選手らは国内の大会・競輪には出場できないこととなる。「様々なものを投げ打ってでも参加したい」、そんなパッションのある選手たちが参加する大会でもあるのだ。
全出場選手はこちらから▼
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