UCIトラックチャンピオンズリーグ 第4戦

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逆転を狙うボティシャー 男子ケイリン

男子ケイリンでは、残り1周を切ってラブレイセンが先頭、そしてボティシャーがその後ろからスピードを上げていく。完全に2人の勝負となったレースは、最終ストレートで内にラブレイセン、外にボティシャーとなり二人が同時にフィニッシュラインへ。写真判定の結果ボティシャーが勝利し、第1戦、第3戦に続き第4戦もラブレイセンを下して勝利を得た。山﨑は一回戦を勝ち上がれず。

男子ケイリン結果

再び男子スプリント 2強対決

前日の第3戦に続き、短距離総合トップを争うシュテファン・ボティシャー(ドイツ)とハリー・ラブレイセン(オランダ)の対決となった決勝。

逃げるラブレイセン、それを追うボティシャーとなって最終ストレートへ。最後はボティシャーが差を詰めてフィニッシュするが、僅差でラブレイセンが先着。ラブレイセンは、第1戦からスプリントでは負け無しの完全勝利で初代短距離総合チャンピオンの栄冠を獲得した。日本から出場した山﨑は1回戦で3着となり、勝ち上がれなかった。

男子スプリント結果

オリンピックチャンピオン対世界チャンピオン 女子スプリント

女子スプリントは東京2020オリンピックスプリント金メダルのケルシー・ミシェル(カナダ)と2021世界選手権金メダルのエマ・ヒンツェ(ドイツ)の対戦。ヒンツェが前でミシェルとの距離感を保ちつつ進み、最後は車輪1つ分の差で先着した。オリンピックチャンピオンと世界チャンピオンの戦いは世界チャンピオンに軍配が上がる結果となった。日本から出場の太田と佐藤は一回戦を勝ち上がることが出来なかった。

女子スプリント結果

佐藤水菜が仕掛けるが、結果は5位

女子ケイリン。1回戦を1着で勝ち上がった佐藤はこのシーズン初のケイリン決勝の舞台へと上がった。

※動画はこちら↓(SPEEDチャンネルより)
太田りゆは惜しくも3着となった

決勝は後方から積極的に佐藤が仕掛けるが、先頭を伺うも前には出れず次第に失速していく。その佐藤の後ろにいた大本命のドイツの2人、ヒンツェとリー ソフィー・フリードリッヒも上手く前に行くことが出来ず失速。最後は最終周回に入り先頭に出ていたオレナ・スタリコワ(ウクライナ)が逃げ切って勝利。このチャンピオンズリーグで初の勝利を得た。

女子ケイリン結果

シリーズ全戦が終わり、日本から出場した短距離選手たちは第1戦で山﨑賢人がケイリンで決勝へ、第2戦では太田りゆ、第4戦では佐藤水菜と全員がケイリンで決勝に進出を果たした。しかし山﨑は最終総合17位、佐藤は11位、太田は13位とまだまだ上には強敵がたくさんいる。しかし今回の大会は、新型コロナ禍におけるレース数が少なかった選手たちにとって貴重な経験となっただろう。

男子短距離最終総合ランキング

女子短距離最終総合ランキング

第4戦の放送は12月5日12時からスカパー!配信サービス「SPOOX」にて無料配信が実施されている。

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