UCIトラックチャンピオンズリーグ第2戦

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男子スクラッチ

今大会は5km、トラック20周回で争われるスクラッチは、単純に一番早くフィニッシュした選手の勝ちとなる。

レースは残り5周の時点でひと塊となっていた集団。窪木は集団前方に位置していたが、フィニッシュに近づくに連れて段々と位置を落としていく。最終的に集団内の中段、10着でフィニッシュした。1着は最後に集団前方で好位置を譲らなかったセバスチャン・モラ。次いでリース・ブリットン(イギリス)、3着にはゲイビン・フーバー(アメリカ)。

男子スクラッチリザルト

女子スクラッチ

残り3周を切ってから本格的に始まった勝負は、最後1周で梶原が追い上げたものの3着でフィニッシュ。

1着は最終周回で飛び出したアーチボルド(イギリス)、2着はマギー・コールズリスター(カナダ)、この2人が最終的に集団から少し抜け出してフィニッシュ。そして大外から位置を上げてきた梶原が3着となった。

女子スクラッチリザルト

男子エリミネーション

2周に1回、最後尾の選手が除外されていき、最後まで残った選手の勝ちとなるエリミネーション。

残り7人となったところで、前回大会の優勝者コービン・ストロング(ニュージーランド)が除外され、いよいよレースは終盤へ。

しかし窪木は残り6人に残るものの、ストロングが除外されると集団から離れてしまい、そのまま追いつけずに次の除外周回でレースから外されてしまう。最後の一騎打ちに残ったはモラ(スペイン)とアーロン・ゲイト(ニュージーランド)。この勝負をモラが制し、今大会2冠を果たした。

男子エリミネーションリザルト

女子エリミネーション

ゆったりとしてスタートしたかと思ったところ、いきなりアクシデントが発生する。優勝候補の1人でもあるキルステン・ウィルトの足がペダルから外れ、走れなかったウィルトが最初の除外となり、予想外の展開となる。そして序盤、3回目の除外周回では今度は梶原が除外され、この種目の成績を16位とした。

最後はアニータ・ステンバーグ(ノルウェー)とアーチボルドの戦いとなったが、アーチボルドが実力の違いを見せて、勝利を得た。

女子エリミネーションリザルト

中長距離日本人選手の結果一覧

女子スクラッチ:梶原悠未 3位
女子エリミネーション:梶原悠未 16位
男子スクラッチ:窪木一茂 10位
男子エリミネーション:窪木一茂 6位

11月28日12時からはスカパー!配信サービス「SPOOX」にて無料配信が実施されている。

詳細

第3戦は12月3日(金)、第4戦は12月4日(土)にイギリス・ロンドンにて開催予定。今開催と同メンバーが参戦する予定となっている。

この放送もスピードチャンネル及びGCNで生中継予定だ。