夢に出るほど緊張

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自分から仕掛ける強い気持ち

Women's Keirin / 2021 Track Cycling World Championships, Roubaix, SATO Mina(JPN)佐藤水菜

Q:1回戦から積極的なレースでした。良い位置が取れていましたが、作戦でしょうか?

3レースとも本当に運というか、良い位置が取れているのは自分がしっかり前に攻めようという気持ちがあったからこそ良い位置が獲れたと思うので、自分の積極性が活かすことが出来たと思います。

Q:準決勝はどうでしたか?

何が何でもという想いでした。得意な後半の持久力を活かして我慢のレースでした。

Q:最後尾からでしたが、その辺りは意識して先に先にと?

ガールズケイリンでは慣れている6番手ですが、競技の6番手はパニックになりやすくて、結果焦ってしまって早く駆けてしまったので、そういう精神的な部分がまだまだ未熟だなと痛感しました。初戦、2回戦、どちらも自分が信じて前に踏んだ結果だと思ったので、決勝戦は何も考えず自分から仕掛ける強い気持ちで行こうと、それだけを考えていました。

Q:決勝に臨むときはどんな気持ちでスタートラインに立ちましたか?

両サイドが凄強い選手だったので、とにかくその2人を警戒しながら行けるところまで行く、それしか考えていなかったです。

Q:残り2周を切って2番手でしたが、その時は?

前を叩くつもり(※先頭に出るの意)だったのですが、すぐにつっぱられてしまって(※相手が並走して前に出ることが出来なかったの意)、初戦も準決勝も冷静に後ろにいることが出来たので、そこの冷静さを忘れずにしっかり走れたと思います。

Q:フィニッシュした瞬間の気持ちは?

めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ悔しかったです!

本当に悔しくて、でも自分がここで銀メダルを獲れたということは、世界で優勝を狙えるチャンスがあるということが分かりました。次のレースでは「今度こそ1番で駆け抜けてやる」という想いが強くなりました。

Q:パリは見えました?

今の段階で自分の立ち位置が分かっていて、戦えるということが自信になりました。今度は自分が前を走り、そしてレース作って攻める。その位の気持ちで頑張ろうと思います。

Q:おめでとうございました!

ありがとうございました。