UCIトラックチャンピオンズリーグへの切符
オリンピック金メダリスト4人、世界選手権チャンピオン2人を含む短距離選手12人が、UCIトラックチャンピオンズリーグの最初の予選ライダーとして発表された。この12人は事前資格のあるライダーで、残り48人の出場選手は11月6日に行われる第1戦(マヨルカ)の前に発表される。
世界で最も輝かしいトラックスプリンターたちの内4人のチャンピオンが、UCIトラックチャンピオンズリーグ初戦にてその名を歴史に刻むこととなる。これは短いフォーマットで繰り広げられるレースで、ベロドロームでの生観戦のほか、革新的なテレビ放映やオンライン観戦などによって数百万人に放映され、トラック競技の新次元を築く新しいシリーズだ。
本大会の初戦の、11月6日まで4週間を切った。
短距離女子出場選手
短距離女子選手としては、東京オリンピック王者であるケルシー・ミシェル(カナダ)、現UCIランキング1位エマ・ヒンツェ(ドイツ)、オリンピック銀メダリストのオレナ・スタリコワ(ウクライナ)、ヨーロッパ選手権チャンピオン マチルド・グロ(フランス)、UCIランキングトップ10入りを果たすシモーナ・クルペツカイテ(リトアニア)、オリンピックケイリン王者シェーン・ブラスペニンクス(オランダ)が参加する 予定。
ケルシー・ミシェルは、トラックチャンピオンズリーグへの参加に対し「すごくワクワクしている。世界最高峰の選手とのレースで、スリルを味わえる時が待ちきれない。ハイスピードでダイナミックさが詰まったこのリーグは、選手だけでなく、ファンの人たちにも凄まじい体験になると思う」と語っている。
短距離男子出場選手
短距離男子選手は、元ケイリン・スプリント世界選手権チャンピオンのハリー・ラブレイセン(オランダ)、チームスプリント オリンピックチャンピオンのジェフリー・ホーフラント(オランダ)、ネーションズカップ優勝者のニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)、UCIランキングトップ10入りを果たすバシリー・レンデル、オリンピック上位6位入賞のマキシミリアン・レビ(ドイツ)とデニス・デミトリエフ(ロシア)が参戦予定。
予備予選に出場することについて、ラブレイセンは「出場できて嬉しい。この大会のレースフォーマットは僕らとアツいファンを結び、 トラック競技に新しい人たちを呼び込んでくれるだろう。世界選手権の後、僕が最も注目していることであり、すごく楽しみにしている」と語った。
事前資格者24人に加え、さらに48人が参加
短距離・中長距離カテゴリーそれぞれの事前資格者12人(合計24人)のほか、さらに48人の選手がリーグの予選参加者として加わる予定。
参加者の選出は、東京オリンピックやネーションズカップ(カリ)、ヨーロッパ選手権のような主要大会における過去の成績のほか、10月20日からスタートする2021世界選手権トラックの結果で決まる。
UCトラックチャンピオンズリーグは、世界最高峰の才能たちが集い、4カ国で全5ラウンドを争う、今までに類を見ない大会。世界中の数百万人のファンたちをダイナミックで最新技術が詰め込まれたこのスポーツ体験へいざなうまで、もうまもなくだ。
さらに中長距離メンバーも追加発表 梶原も
10月19日、さらに10人の中長距離メンバーが発表された。東京オリンピック女子オムニアムで銀メダルを獲得した、日本の梶原悠未も含まれている。
中長距離男子
コービン・ストロング(ニュージーランド)
エド・クランシー(イギリス)
セバスチャン・モラ(スペイン)
ヤシン・チャレル(アルジェリア)
キーランド・オブライエン(オーストラリア)
中長距離女子
ケイティ・アーチボルド(イギリス)
キルステン・ウィルト(オランダ)
アネット・エドモンドソン(オーストラリア)
梶原悠未(日本)
アニータ イボンヌ・ステンバーグ(ノルウェー)
UCI TRACK CHAMPIONS LEAGUE REVEALS STAR-STUDDED LIST OF PRE-QUALIFIED ‘ENDURANCE’ RIDERS