ベテランの経験 マディソン

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ロードレースで活躍する力 オムニアム

優勝はマシュー・ウォールズ(イギリス:23歳)。UCIワールドツアーチームのボーラ・ハンスグローエにスプリンターとして所属している。2位はキャンベル・スチュワート(ニュージーランド:23歳)、そして3位はリオオリンピックの覇者、エリア・ビビアーニ(イタリア:32歳)となった。ウォールズとビビアーニはロードレースでも活躍しており、このトラックレースでも、ロードで鍛え上げられた身体能力が必要だということ示した。

ウォールズは今回圧倒的な力を見せての優勝、一方で2位、3位となったスチュワートとビビアーニは最終種目で一気にポイントを稼ぎ、表彰台へと上り詰めた。上位陣は疲れ知らずなのか・・・・スプリントしては少し休み、またスプリントと信じられない走りを繰り広げていた。

最終種目開始前には暫定2位だったヤン ウィレム・ファンシップ(オランダ)、暫定3位だったベンジャミン・トマ(フランス)は最後のポイントレースでペースを落とし、一方で仕掛けた体力のあるスチュワートとビビアーニが、メダル獲得への道をこじ開けた。

ポイントレースの平均時速は55.108kmであったことからも、体力面でのタフさがないと最後にひっくり返されてしまう。もちろんそのような逆転劇を含む種目構成となっているのがオムニアムだが、今回は、ロードレースの重要性を大いに感じる結果となった。