ピッツァのマディソン

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POMODOROのオリンピック

正式なオーダーだと理解し、早速調理スタート! 焼き上げたピッツァがどんどんと積みあがっていく。普段の営業だとオーダーの順番に焼けば良いのだが、今回は一気に40枚。 そして何とかオーダーを完成させ、一息ついたところ、新たな連絡が入る。

“ピッツァを30枚お願いします”

mamma mia(イタリア語でなんてこったの意味)・・・・・

今度はオーストラリアチームから。

まさか!?こんなことがあるの?と村越さんも思ったそうだ。

「ピッツァを一気に40枚・・・・が終わってからのカウンターアタックみたいな形でオーストラリアチームにマウントを取られた感じです。もう腹を決めて店の営業を閉めてデリバリー対応に集中することにしました。オーストラリアのマシュー・グレーツァーとオランダのマティエス・ブフリがふざけて、僕を困らせるために同時に連絡をしたのではないか?そう思ってしまいましたよ(笑)」

1週間に及ぶ有観客の為毎日満席状態が続き、夫婦で営むレストランはフル稼働。すでに体力は限界に・・・・

それでもオーストラリアからのオーダーを全て丹念に作り、無事に届けることに成功した。こうしてPOMODOROは伊豆長岡でいきなり発生した”オリンピック”を戦い抜いたのだった。

世界一は想像を超えてくる

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