8月5日、東京オリンピック自転車トラック競技4日目。女子ケイリンはこの日、準々決勝からの勝ち上がり戦が行われた。前日の1回戦を2着で勝ち上がった小林優香は、4着までが次の準決勝進出となる準々決勝で、まさかの6着敗退。金メダル獲得の夢は潰えた。

ケイリンとは

ケイリンは日本発祥の公営競技「競輪」を起源とする世界のトラック競技種目。最大7人の選手たちが一斉にスタートし、トラック6周の着順を競う。

スタートから3周目が終わるまではペースメーカーが先導、周回スピードを時速30kmほどから時速50kmほどまで徐々に引き上げ集団を解き放つ。そして始まる残り3周のスピードバトル。複数人数によるスプリント勝負は最後まで誰が勝つか分からないスリリングな展開を生み出す。

このオリンピックでの参加選手は29人。勝ち上がり戦は、1回戦、準々決勝、準決勝、そして、決勝及び7−12位の順位決定戦の4段階で行われる。

準々決勝 小林優香のレース

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