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男子中長距離
経歴、実力的にも頭1つ飛び出ている選手がいない今回の男子中長距離。
その中でも注目したいのがロシアとイタリア。
ロシアはジュニア世界記録を保持していた経歴もあり、U23ヨーロッパ選手権のマディソンで圧勝したレフ・ゴノフ(ロシア)/イバン・スミルノフ(ロシア)や、同大会で優勝したチームパシュートメンバーなど、U23カテゴリーながらもエリート顔負けの実力を誇る若手が多く揃っている。
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イタリアからは2018〜2020年のワールドカップにおいて、男子チームパシュートのオリンピックメンバー候補としても度々出場したダビデ・プレバーニ(イタリア)とステファノ・モロ(イタリア)もエントリー。タイム系種目では常に存在感を見せてきた国だ。
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「確かな実力を持つイタリア」 vs 「U23ではトップクラスのロシア」による、タイム系種目の対決が見どころである。
また、1kmTT元世界王者のクエンティン・ラファルグ(フランス)は2021年から中長距離種目にも参戦。オムニアム、エリミネーションに出場する。
そのほか注目国として挙がるのが、ワールドカップの出場回数と経験が豊富なクリストス・ボリカキス(ギリシャ)や、中長距離種目で徐々に力を付けてきているポルトガルなど。
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