いよいよ東京オリンピックが開幕。自転車競技は2021年7月24日から8月8日の16日間、全日程で何かしらの種目が実施される。ロードレースを皮切りに、マウンテンバイク、BMXレーシング、BMXフリースタイル、最後にトラックの順だ。
日本が自転車競技で獲得したオリンピックメダルは、4つ。そのすべてがトラック競技のものだ。More CADENCEでは「メダリストの軌跡」と題したインタビューシリーズを掲載中。その増刊号として、本記事では歴代のオリンピックメダリストを振り返る。
ロスの超特急 坂本勉
1984年ロサンゼルスオリンピックのスプリントで銅メダルを獲得。
1962年生まれ、青森県出身。
高校3年生の時、兄である坂本典男と共に1980年のモスクワオリンピック代表として選出されていたが、冷戦の影響で走る機会を得られず。4年後ロサンゼルスオリンピック出場し、スプリントの銅メダルを獲得。日本自転車競技史上初のオリンピックメダルであった。
その後競輪選手としてデビューし、1989年はオールスター競輪(G1)を完全優勝、1990年のKEIRINグランプリでも優勝と、競輪選手としてもトップレベルに君臨。2011年に現役を引退した。
その後は自転車トラック競技のナショナルチームスタッフに。2014年からリオオリンピックまでナショナルチームのヘッドコーチを務め、チームを牽引した。
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