橋本英也

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梶原悠未

出場種目:オムニアム・マディソン

Q:ネーションズカップで得られた成果や課題を教えてください。

3種目で金メダルを獲得することができました。レースはいつも、私が前進するための力と知恵を与えてくれます。レースの中では反省点や改善点もありましたが、そこから学びを得て、今後に活かしていきたいです。

Q:大会が1年延期されましたが、どのような点を強化し、モチベーションを高めてきましたか?

この1年間は練習と勉強に取り組んできました。トレーニングでは目の前の課題に取り組んできたのですが、ひとつの目の前の課題を習得するまで取り組むことで、習得できた時にはさらに高いレベルの課題が見える。それを繰り返し行ってきました。

Q:この1年一番強化したこと、そのために一番役立ったことは何でしょうか?

精神面を強化してきました。自分の思考、感情、感覚を信じ、ありのままの自分を受け入れられるようになり、自信が付きました。母やクレイグコーチとよく話したことが、これに繋がっていると思います。

Q:梶原選手は学生でもありますが、授業と練習はどのような兼ね合いなんでしょうか?

梶原:2020年4月に大学院に入学し、5月から授業が始まりましたが、オンライン授業です。オンラインになったからこそ課題が増え、対面授業の頃より過酷になりました(笑)昨年末までは1日10時間ほど勉強し、2時間練習。それ以降は2〜3時間勉強で、練習時間は5時間ほどです。

Q:伊豆で練習するメリットや、伊豆、静岡の好きな場所を教えてください。

伊豆は起伏にあふれた山が多いので、トレーニング環境としてとても充実しています。人が暖かく、トレーニング中によく声をかけていただけることも力になっています。彩鶏(いろどり)という天城の地鶏を使った料理屋さんがあるのですが、とても美味しくて大好きです。

Q:東京オリンピックは、ご自身の中でどのような位置付けにありますか?

私には「オリンピックで金メダルを獲得する」という長年の夢があります。残りの期間で、自分自身が成長していくイメージを大切にしていきたいと思います。私個人としては、自分自身の夢を追いかけられる環境にいることを感謝しており、大変な状況にある方々への支援が行き届くことを願っています。オリンピックの開催可否については決定に従いますが、開催された場合は、未来の選手になるであろう子どもたちも見ている中で、日本代表として胸を張って最高のパフォーマンスをしていきたいです。

中村妃智

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