脇本雄太
出場種目:スプリント・ケイリン
Q:ネーションズカップを振り返って、成果、課題を教えてください。
新型コロナの影響もあり、かなり特殊な大会でした。その状況下で大会を開催することで、どのような立ち回りをするべきかという点にも課題が見えました。ケイリン・スプリントともに2位という結果でしたが、良い経験を得られたと思います。
Q:東京オリンピックが1年延期されましたが、この1年間で一番強化されたものは?
トップスピードがレベルアップしたと思います。この1年間でポジションを改善し、うまくいなかった時期もあったのですが、最近やっと手応えをつかめてきました。トップスピードや、そこに向けた持久力も強化されてきたと思います。
Q:過去にもオリンピックに出場されていますが、今回と前回の違いは?
前回が初めてのオリンピックで、その時は「オリンピックでメダルが獲れたらいいな」という期待感のみで大会に臨みましたが、今回は金メダルを期待されている自覚があります。そこが一番大きな違いかと思っています。
Q:ブノワ・ベトゥ ヘッドコーチから特に言われていることは?
リオオリンピック後に、新しくブノワコーチが就任しました。自分を取り巻く環境が一変し、そんな環境でブノワコーチを信じてトレーニングに励んできました。
一番に言われていることは「自分が獲るつもりで練習に集中しろ」ということ。普段の練習から集中力を上げること、モチベーションを上げること特に言われています。それから、僕は大会ですごく緊張するタイプなんですが「その緊張を受け入れて楽しくレースする」ということもよく言われています。
Q:オリンピックまで残り1ヶ月余り。具体的な目標を教えてください。
自国開催の、日本発祥の種目であるケイリンで金メダルを獲ることが目標です。