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元世界チャンピオン撃破の決勝
決勝に勝ち進んだのは日本の4人に加え、この種目の2019世界チャンピオンであるリー・ワイジー(李慧詩)、そしてマダリン・ゴドビーの6人。
レースの並びはリー/佐藤/太田/梅川/小林/ゴドビーでスピードが上がっていく。
残り2周半で梅川が動き出すと、そこに小林が続く。残り2周で梅川が先頭、後ろにリー、そしてその外には小林となる。
残り1周、リーが仕掛けると残り半周で先頭へ。そしてその外からは小林が位置を上げてくる。第3コーナーから第4コーナーにかけて激しい先頭争いをしながら並走する両者は最終ストレートへ。
最終ストレートでは小林が更に加速し、自転車一つ抜け出し先着。2着にはリー・ワイジー(李慧詩)、3着争いには佐藤とゴドビーが僅差となったがゴドビーが先着した。4着に佐藤、5着に太田、6着に梅川という最終結果となった。
小林はこれまでのワールドカップ(ネーションズカップの旧名称)で2個の銅メダル獲得歴があるが、金メダル獲得は初めて。そしてこの種目の日本人女子選手として史上初となる金メダル獲得を果たした。
※ネーションズカップは世界選手権大会に次ぐ国際大会のシリーズ戦※
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