新リーグ開幕直前
2021年5月13日〜16日にかけて香港で開催される2021UCIネーションズカップ第2戦香港大会(第1戦は中止)。
5月6日、香港自転車競技連盟によるオンライン記者会見が行われ、大会関係者、シェン・ジンカンヘッドコーチ、そして今大会の有力選手であり東京オリンピック金メダル候補の元世界チャンピオン、リー・ワイジー(李慧詩:香港)も、自国での開催となるネーションズカップに向けてコメントを寄せた。
UCIネーションズカップ香港大会の実行委員長リュン・ヒュンタン氏は
「多くの障害があったにもかかわらず、無事にレース開催の権利を獲得できたことに、私たちはとても興奮し、誇りに思っています。世界的なトラックサイクリングのイベントを再び香港で開催できることは、香港のスポーツ全体にとって大きな後押しとなります。これを機に、より多くの若者が自転車に親しみ、このスポーツに参加してくれることを期待しています」とコメント。
香港ナショナルチームヘッドコーチのシェン氏は
「リー・ワイジーは1年以上レースに出場していません。今回のネーションズカップでのパフォーマンスをもとに、東京オリンピックに向けたトレーニングプランの最終段階の修正をしたいと考えています。
(リー・ホイヤン)ジェシカは、4月に開催された中国トラックサイクリングリーグでのパフォーマンスに外出制限(検疫)が影響を与えました。そのため、オリンピックでもネーションズカップと同じ隔離方法が実施される可能性があることから、ネーションズカップで得た経験を活かして、オリンピックで良い結果を残してくれることを期待しています」と述べている。
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