男子リザルトまとめ
男子スプリント
男子スプリントには29人が出場し、予選(200mFTT)→1/16決勝→1/8決勝→1/4決勝→準決勝→決勝で争われた。
予選ではジャック・カーリン(イギリス)が9.775でトップ通過。
テオ・ボス(BEAT Cycling Club)やジェイソン・ケニー(イギリス)が名を連ねる中、予選を2位、3位で通過したのはUCI WCC(ワールドサイクリングセンター)に所属するヤイア・トーン・エンファ(スリナム)とニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)。予選4位のケニーの9.934を上回り、両者ともに9.8秒台で駒を進めた。
決勝ではポールが1本目を先取するも、最終的にはケニーが2本勝ち取り、勝利となった。(上がりタイム:1本目10.030/2本目10.040/3本目10.278)
3位にはエンファ。若手2人の活躍が目立つレースとなった。
ケニーから1本先取し、今大会2位となったポールはトリニダード・トバゴ出身の22歳。ほぼ無名の選手だが、実は200mFTTの世界記録保持者である。現在は東京オリンピックに向けて、UCI WCCのあるスイスを拠点に活動している。
参考:TEAM TTO
The day ended with a bang 💥
Sprint king 👑 @JasonKenny107 beats Nicholas Paul in the Sprint Men Elite Final!#BelgianTrackMeeting pic.twitter.com/CZBgnIQ8yT
— Belgian Cycling (@BELCycling) April 17, 2021
順位 | 名前(チーム) |
1位 | ジェイソン・ケニー(イギリス) |
2位 | ニコラス・ポール(UCI WCC/トリニダード・トバゴ) |
3位 | ヤイア・トーン・エンファ(UCI WCC/スリナム) |
男子ケイリン
男子ケイリンは1回戦→準決勝→決勝で争われた。
決勝はテオ・ボス(BEAT Cycling Team)、ジェイソン・ケニー(イギリス)、ジャック・カーリン(イギリス)、ジャイ・アングスタサウィット(UCI WCC/タイ)、ニコラス・ポール(UCI WCC/トリニダード・トバゴ)、バシリウス・レンデル(リトアニア)の6人。
ペーサー離脱後、ロングスパートを仕掛けたケニーの加速に合わせたボス。
リードを保ったケニーの逃げ切りと思われたが、フィニッシュ前のストレートで追いついたボスが優勝となった。
🔥 BAM! THE BOSS DOET HET!@theo_bos wint ook de finale van de keirin! pic.twitter.com/4afsOTtA8H
— BEAT Cycling Club (@beatcyclingclub) April 18, 2021
3位のジャイ・アングスタサウィット(UCI WCC/タイ)は2018年のアジア大会ケイリンで金メダルを獲得した経歴があり、ワールドカップやジャパントラックカップにも参加歴のあるタイの主力選手だ。
順位 | 名前(チーム) |
1位 | テオ・ボス(BEAT Cycling Team) |
2位 | ジェイソン・ケニー(イギリス) |
3位 | ジャイ・アングスタサウィット(UCI WCC/タイ) |
男子オムニアム
男子オムニアムは予選2組(ポイントレース)→4種目決勝で争われた。
現オムニアム世界チャンピオンのベンジャミン・トマ(フランス)がスクラッチ、テンポレース、エリミネーションを全て1着でフィニッシュし、圧勝。
3種目目終了時点で暫定6位だったイーサン・ハイターだったが、ポイントレースでジャンプアップ。最終成績を2位で終え、銀メダルを獲得した。今大会注目株であったリオオリンピック金メダリストのエリア・ビビアーニは序盤のミスが重なり、表彰台圏外と厳しい結果となった。
順位 | 名前(チーム) |
1位 | ベンジャミン・トマ(フランス) |
2位 | イーサン・ハイター(イギリス) |
3位 | イーサン・バーノン(イギリス) |
男子エリミネーション
男子エリミネーションは予選2組→決勝で争われ、決勝には24人が出走。
エリア・ビビアーニ(イタリア)を筆頭にクリストス・ボリカキス(ギリシャ)、ミケーレ・サアレテッティーニ(イタリア)、ヤン・ウィリアム・ファンシップ(BEAT Cycling Club)などワールドカップ常連の顔ぶれが揃う。
ファンシップとの一騎打ちを制したファビオ・ヴァンデン・ボッシュが優勝。UCIプロチームに所属する20歳の若手選手だ。
Sandwiched 🥪 by @beatcyclingclub but in the end it's @VdBFabio who triumphed in the Men's Elite Elimination 🙌
2. 🇳🇱 Jan-Willem van Schip
3. 🇮🇪 William Perrett#BelgianTrackMeeting pic.twitter.com/efMZQ6hcwt— Belgian Cycling (@BELCycling) April 18, 2021
順位 | 名前(チーム) |
1位 | ファビオ・ヴァンデン・ボッシュ(ベルギー) |
2位 | ヤン・ウィリエム・ファンシップ(BEAT Cycling Club) |
3位 | ウィリアム・ペレット(アイルランド) |
男子マディソン
男子マディソンは17日(土)と18日(日)に2レースが開催。イタリアのフランチェスコ・ラモーン/ミケレ・スカレテッツィーニ、イギリスのオリバー・ウッドや若手イーサン・ハイターらが出場。
1レース目は30km120周で争われ、オランダペアのヨエリ・ハビック/ウィリアム・ファンシップ(BEAT Cycling Club)がフィニッシュ1着を含む35ポイントで優勝した。
What a duo! 1⃣-2⃣
Jan-Willem Van Schip and Yoeri Havik won the Madison Men Elite with 35 points!
PS: go check their @sporza interview. It's quite funny 😂#BelgianTrackMeeting pic.twitter.com/2pP1mOS0ZU
— Belgian Cycling (@BELCycling) April 17, 2021
【1レース目】
順位 | 名前(チーム) | ポイント |
1位 | BEAT Cycling Club(ヨエリ・ハビック/ヤン・ウィリエム・ファンシップ) | 35pt |
2位 | イギリス(オリバー・ウッド/ライス・ブリットン) | 24pt |
3位 | オランダ(ロイス・ピータース/マイケル・ゼィヤラード) | 17pt |
2レース目は50km200周。フランス(ベンジャミン・トマ/ドノヴァン・グロンディン)がトップスポーツとBEAT Cycling clubとの接戦を制しての優勝となった。
A thrilling Madison Men Elite 🌪😱
🥇 Benjamin Thomas / Donovan Grondin
🥈 Yoeri Havik / Jan-Willem Van Schip
🥉 @deketelekenny / @robbe_ghys #BelgianTrackMeeting 🇧🇪 pic.twitter.com/6grEMZTXbg— Belgian Cycling (@BELCycling) April 18, 2021
【2レース目】
順位 | 名前(チーム) | ポイント |
1位 | フランス(ベンジャミン・トマ/ドノヴァン・グロンディン) | 45pt |
2位 | スポーツ・フランデーレン(ケニー・デケテレ/ロビー・ガイス) | 41pt |
3位 | BEAT Cycling Club(ヨエリ・ハビック/ヤン・ウィリエム・ファンシップ) | 40pt |