ヨーロッパ各国のオリンピック代表が集結
レースはパシュート種目とチームスプリントを除く計7種目が実施予定だ。実施予定の種目は以下の通り:
カテゴリー | 種目 |
男子エリート | スプリント/ケイリン/オムニアム/エリミネーション/マディソン |
男子U23 | スクラッチ/ポイントレース/マディソン |
男子ジュニア | スクラッチ/ポイントレース |
女子エリート | スプリント/ケイリン/オムニアム/エリミネーション/マディソン/スクラッチ/ポイントレース |
女子ジュニア | スクラッチ/ポイントレース |
2020年UCIトラック世界選手権以来、約1年ぶりのトラックレースとなるリオオリンピック覇者のエリア・ビビアーニ(イタリア)もエントリーリストに名を連ねている。春先のロードレースシーズンを終え、ジロ・デ・イタリアへの出場を目前に控える中で、東京オリンピックに向けた最後の調整試合だ。
合わせてU23、ジュニアカテゴリーのレースも開催される。
オランダからはテオ・ボスやポイントレース元世界王者ヤン・ウィリアム・ファンシップ(ともにBEAT Cycling Club)、オムニアム元世界王者のキルステン・ウィルトらが出場。イギリスからはローラ・ケニーやジェイソン・ケニー、ケイティ・アーチボルドらが出場する予定だ。
地元ベルギーからは今年からエリートカテゴリーとなる若手ジュールス・へスタース、ロード選手としても活躍するロッテ・コペツキーやジョリエン・ドホールらが出場する。
また、ベルギーは男女マディソンのオリンピック出場権は獲得しているものの、未だ出場メンバーは確定していない。今回の大会と、6月下旬に開催が予定されている「UECトラックヨーロッパ選手権2021」の2大会が国内選考大会となる。
Kenny De Ketele en Robbe Ghys hopen zaterdag in Gent een olympisch ticket te bemachtigen: "Klaar voor vuurwerk"https://t.co/8PpZIExGed#baanwielrennen#wielrennen pic.twitter.com/f9i0BcCATN
— Sporza 🚴 (@sporza_koers) April 15, 2021
女子短距離の強豪国であるドイツは今回エントリーをしていないが、フランスのベンジャミン・トマやポーランド、スイス、アイルランドも出場予定。まさに”プチヨーロッパ選手権”だ。
日本では観れるの?
残念ながら、日本からの中継観戦はできない。
レースのライブ中継はベルギーのTV「Sporza」が行うため、現地在住の方であれば視聴が可能だ(4月17日土曜日13:30〜 ※現地時間)。
2カ月後のUECトラックヨーロッパ選手権、そして東京オリンピックに向けた、強豪が揃う本場ヨーロッパ各国の「現在地」を測れる本大会。トラック競技ファンはぜひチェックしておきたいところだ。
参考:Last straight line to Tokyo starts in Ghent、Sporza、Cycling news、大会公式サイト