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猛抗議の末・・・

突然のこの発表でClass1以上の大会への出場権を失ったトラックチームは、BEAT Cycling ClubやHUUB Wattbike Test Teamを筆頭に署名活動などを通してUCIに猛抗議を行った。

それが功を奏したのか、トラックチームにもネーションズカップの出場権が認められ、多くのチームの存続が可能となった。現在(2021年)公開されているレギュレーションでは、トラックチームも参加可として記載されている。

UCI Regulation Track Races

「トレードチーム除外は甚大な損失」Team Huub WattbikeのUCIへ対する公開書簡

協働体制でナショナルチームをより強化

各国競技連盟のナショナルチームと主にスポンサーなどが運営するトラックチーム。これらの同国籍のチームは競争相手である一方で、協力していく存在でもある。

選手の最大の目標は「世界一」になること。すなわちオリンピックと世界選手権での優勝だ。前述した通り、これらの大会に出場できるのはナショナルチームのみ。

ナショナルチームを含むチーム同士は情報交換や設備を共有し合い、競い合うことで、共に「世界一」を目指している。