短距離編

2/4 Page

男子スプリント

17人が出走した男子スプリントは予選→1/4決勝→準決勝→決勝で争われた。

予選1位のイーサン・ミッチェルは9.763をマークし、昨年サム・ウェブスターが記録した9.766を0.003秒上回るタイムで大会記録を更新。2位にはウェブスターの9.796。3位には2019-2020W杯第3戦ケイリンで初出場・初優勝を遂げたカルム・サウンダースが10.018を記録した。一方で、東京オリンピック チームスプリント/ケイリン代表のサム・デイキンは10.063で予選6位に。

決勝はオリンピック代表同士の争いとなるミッチェル対ウェブスター。1本目は先行するミッチェルを追走し、最終コーナーで追い上げたウェブスターが先取。2本目はスタートから先頭で牽制しながら徐々にペースを上げ、余裕ある走りでウェブスターが優勝。

3位争いはデイキン対ブラッドリー・ナイプ。3本目までもつれ込んだ勝負をデイキンが制し、銅メダルを獲得。チームスプリント代表の3人が表彰台を独占した。

順位 名前
1位 サム・ウェブスター
2位 イーサン・ミッチェル
3位 サム・デイキン

女子スプリント

8人が出走した女子スプリントは予選→1/4決勝→準決勝→決勝で争われ、女子短距離で唯一オリンピック代表のエルレス・アンドリュースも奮闘。

予選ではアンドリュースが11.038をマークし1位。2位にはシェーン・フルトンが11.081、3位は11.574のオリビア・レイ。

決勝はアンドリュース対フルトン。先頭で自分のぺースで展開し、1本目を先取したアンドリュース。以降も先行で仕掛けるアンドリュースだったが、落ち着いて番手についたフルトンが2、3本目を取り優勝した。

3位はエマ・カミング対レイ。カミングが2本先取し、銅メダルを獲得した。

順位 名前
1位 シェーン・フルトン
2位 エルレス・アンドリュース
3位 エマ・カミング

男子ケイリン

男子ケイリンは全13人が出場。1回戦→決勝で争われ、1回戦の上位3人がそれぞれ1-6位決定戦へと進んだ。決勝にはオリンピックメンバーのサム・デイキンとサム・ウェブスターや、W杯ケイリンで優勝歴のあるカルム・サウンダースなど。

まずはサウンダースが先頭、その真後ろにデイキン。ウェブスターは最後尾で様子を伺うような並びに。ペーサー離脱後、最後方のウェブスターが位置を上げたのを皮切りに集団がペースアップ。残り2周でデイキンが先頭へ立ち、最終周回へ。

リードを守りきったデイキンが先頭でフィニッシュし、優勝。サウンダースが2位、3位は200mFTTでジュニア国内記録を持つジャクソン・オグリー。

フィニッシュ時にイン側に詰まったウェブスターは5位に終わった。

順位 名前
1位 サム・デイキン
2位 カルム・サウンダース
3位 ジャクソン・オグリ

女子ケイリン

女子ケイリンは全12人、1回戦→決勝(1-6位決定戦/7-12位決定戦)で争われた。1回戦の上位3人がそれぞれ決勝へと進んだ。

決勝には今大会で二冠のシェーン・フルトンやオリンピック代表のエルレス・アンドリュースなどが名を連ねた。

スタート直後、先頭を取ったのはアンドリュース。ペーサー離脱後も、しばらく牽制状態が続く。しかし残り1周半で今大会スプリント銅メダルのエマ・カミングが動きを見せたことで全体がペースアップ。カミングに合わてせて前に出たフルトンがそのまま譲ることなく1着フィニッシュし、今大会で三冠を達成した。

順位 名前
1位 シェーン・フルトン
2位 サマンサ・ドネリー
3位 エルレス・アンドリュース

中・長距離編

2/4 Page