自転車トラック競技に、レスリングの吉田沙保里のような「最強の選手」はいるのだろうか?
2021年に予定されている東京オリンピック。短距離種目のひとつである「ケイリン」は日本の競輪から生まれた種目ということもあり、日本ナショナルチームは金メダルに並々ならぬ思いを抱き、日々練習に励んでいる。
この記事ではオリンピックでの日本の活躍をより楽しむために、過去のオリンピックを振り返って「最強の選手」を見てみよう。
なお集計の対象は「2000年以降のオリンピックにおける、金メダル獲得数」とした。
金メダル6つ獲得「イギリスの英雄」
最初にご紹介するのはイギリスのクリス・ホイ。すでに引退しているが、これまでに獲得した金メダルは合計6つ。2008年北京大会では英国人として100年ぶりに「1大会3冠獲得」を成し遂げ、同年にナイトの爵位(Sir)を授与された。
クリス・ホイが獲得したオリンピック金メダル | ||
2012 | ロンドン | チームスプリント、ケイリン |
2008 | 北京 | チームスプリント、スプリント、ケイリン |
2004 | アテネ | 1kmTT |
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