欧州一を決める戦い
11月11日〜15日にかけて開催された「2020UECトラックヨーロッパ選手権」。
オランダやフランスなどは欠場するも、イギリスやドイツはもちろん、東欧諸国を中心に計21ヶ国がヨーロッパ王者/女王の称号を得るべく、ブルガリアの都市・プロヴディフに精鋭達が集った。
#EuroTrack20
👏 Stand up for all our champions ✨https://t.co/HbCI2yirQk— UEC_cycling (@UEC_cycling) November 16, 2020
今大会で最も多く金メダルを獲得した国はイギリス。金銀銅メダル男女合わせて計11個(金6個、銀3個、銅2個)を勝ち取った。
男子中長距離、女子短距離は2024パリオリンピックを視野に入れた若手中心、女子中長距離は世界選手権、ワールドカップでもメダル獲得のある主力メンバーが出場し、実力を見せつけた。
金メダル獲得数2位には短距離種目でヨーロッパチャンピオンを量産したロシア。合計で13個(金5個、銀5個、銅3個)のメダルを獲得。
金メダル獲得数3位はイタリアの14個(金3個、銀7個、銅4個)。今大会ではイタリアが最も多くメダルを獲得した国となった。
またポルトガルがメダル総数6個(金2個、銀2個、銅2個)で4位に。22歳の若手ルイ・レイタオや、UCIワールドツアーチームにも所属するイボ/ルイ・オリベイラ兄弟、東京オリンピックにも出場予定のマリア・マルティンスなど、パリオリンピックを見据えた次世代選手たちの活躍も目立った。
男子短距離では2009年ケイリン世界王者のマキシミリアン・レビ(ドイツ)がケイリンとスプリント優勝で大会二冠。ベテラン選手としての実力と意地を見せた。
メダルテーブル
順位 | 国 | 獲得メダル数(男子) | 獲得メダル数(女子) | 合計 |
1位 | イギリス | 4個(金2/銀1/銅1) | 7個(金4/銀2/銅1) | 11個 |
2位 | ロシア | 6個(金2/銀2/銅2) | 7個(金3/銀3/銅1) | 13個 |
3位 | イタリア | 5個(金0/銀3/銅2) | 9個(金3/銀4/銅2) | 14個 |