競輪は1948年、小倉競輪場で開催された第1回小倉競輪競争から始まり、その後2000年のシドニーオリンピックから、競輪は「Keirin（ケイリン）」としてオリンピックの男子自転車トラック競技の正式種目となった（女子は2012年）。
それではそのケイリンを含めた、自転車トラック競技の始まりはいつなのか。本記事は、そんなトラック競技の歴史を、その競技種目とルールの変遷から見ていく。
そもそもトラック競技とは
自転車競技にはロード、マウンテン、BMXなど様々な種類があり、トラック競技もその1つだ。
トラック競技は主に「Velodrome（べロドローム）」と呼ばれる自転車競技場で行われ、競技場には「走路は板張りで1周250m」と世界標準規格が定められている。より速く走るため、トラック競技用自転車には変速機やブレーキがついていない。
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