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ブリヂストン×2とJIKの攻防

序盤からチームブリヂストンサイクリングの2チームとJIKチームが激しい攻防を繰り広げる。

窪木一茂/新村穣(日本競輪選手養成所), 男子マディソン, 2020全日本トラック

窪木一茂/新村穣(JIK)

チームブリヂストンサイクリングA(橋本英也/孫崎大樹)とJIK(窪木一茂/新村穣)がコンスタントに集団の前方でポイントを加算。しかし要所要所でチームブリヂストンサイクリングB(沢田桂太郎/近谷涼)も1着の大量ポイントを積み重ねる。

19回目、最後のポイント周回を残しての順位はチームブリヂストンサイクリングA(橋本/孫崎)が46ポイントでトップ、チームブリヂストンサイクリングB(近谷/沢田)が37ポイントで2位、JIK(窪木/新村)が33ポイントで3位、愛三工業レーシングチームA(貝原/中川)が27ポイントで4位、日本大学(兒島/髙橋)が22ポイントで5位。

残り3周回を切ったところで日本大学が飛び出すと、この飛び出しに反応したのはチームブリヂストンサイクリングB。

最後はダブルポイントとなるため、両チームが順位を上げるためにスピードを上げ集団を引き離すことに成功する。そして最終周回直前に日本大学を交わして先頭になったチームブリヂストンサイクリングBの沢田が1着でフィニッシュ。

2着に日本大学。3着と4着には上位陣が入らなかったため、チームブリヂストンサイクリングBが最終ポイント周回でチームブリヂストンサイクリングAを1ポイント差で逆転することに成功し、日本一の座を射止めた。

男子マディソン最終結果

優勝:チームブリヂストンサイクリングB(近谷涼/沢田桂太郎)47ポイント
2位:チームブリヂストンサイクリングA(橋本英也/孫崎大樹)46ポイント
3位:JIK(窪木/新村)33ポイント