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初出場、初優勝
レースは梅川、佐藤、小林、太田、田中の順となりスタート。
残り2周半でペーサーが退避するまで隊列に動きは無く進む。
残り2周となるところで太田が小林の内側に入り3番手へと位置を上げる。
その後、佐藤が2番手から先頭へと加速すると、その後ろから小林が更に先頭を伺い加速。
残り1周となり先頭は佐藤、そして佐藤の外側に並走するように小林、3番手に梅川、4番手に太田、最後尾に田中となる。
お互いに先頭争いを譲らない佐藤と小林が並走しながら残り半周へ。
すると梅川が小林の後輪に付き、小林の勢いを利用して外から仕掛ける。4コーナーを抜けると佐藤、小林、梅川が三者横並びとなり、勝負は最終ストレートへ。
最初に車輪一つほど抜け出したのは小林だが、外からは梅川が追い上げる。
そして両者がフィニッシュラインを通過するが、先着は僅差で梅川。
全日本選手権初出場にして初優勝を遂げる大金星を挙げ、2020年、この種目の日本チャンピオンの座を得た。
2位は小林優香、そして3位には梅川の外から追い上げを見せた太田が入った。
女子ケイリン最終結果
優勝:梅川風子
2位:小林優香
3位:太田りゆ
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