決勝、まさかの…
決勝戦。ドリームシーカーは第1走を長迫から新田祐大にメンバーを変更。対するチームケイドリームス1（荒川仁／寺崎浩平／山崎賢人）は予選メンバーから変更なしで決勝に臨む。レースはホーム側とバック側に分かれての先着勝負。
スタートと同時に踏み込んでいく両チーム。まずは第1走者の新田祐大が大きくケイドリームス1の荒川を引き離して、ドリームシーカーがリードする。そして第2走の深谷に先頭が変わり加速していくドリームシーカー。しかし、深谷の後ろにいるはずの中野が大きく遅れ、手を挙げるトラブルが発生する。
のちに取材で判明するが、後輪の機材トラブルで遅れてしまったとのこと。そして深谷が更にスピードを上げるも、チームとしてはフィニッシュできずに決勝を2着とした。
チームケイドリームス1は第3走でドリームシーカーを抜き返し、この種目の日本チャンピオンの栄冠を手にする結果となった。
3位決定戦はJPCA（小原佑太／新山響平／松井宏佑）が新潟県（二ノ宮隆輝／治田知也／滝本幸正）をおよそ1.5秒離し大差の勝利を収め、銅メダルを獲得した。
左から：山崎賢人/寺崎浩平/荒川仁
荒川仁選手コメント
まさかこのような形で優勝出来ると思っていなかったのでびっくりしています。全日本は日本一を決める大会なので、この後の種目も頑張ろうと思います。
寺崎浩平選手コメント
予選のタイムでドリームシーカーには大きく離されていたので、自己ベストを出すことを目標に頑張ろうと思っていました。この優勝は不本意な形なので残念です。今回の大会ではナショナルチームのAチームBチームの入れ替えなどの可能性もあるので、しっかり結果を出してまずはAチームに上がりたいです。また国際大会に出場するメンバーにも選ばれたいです。
山崎賢人選手コメント
結果を出すことが目的だったので、結果が出たのは良かったです。ただ実際のタイムでは負けているので、これから頑張りたいです。この全日本はナショナルチームにいる期間の節目だと思っているので、しっかり結果を出してパリを目指したいと思います。
