ナターシャ・ハンセンがニュージーランド代表選手強化プログラムから脱退

2/2 Page

ナターシャ・ハンセン コメント

以下本人コメント。

Qualifying / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, Natasha HANSEN ナターシャ・ハンセン

「これまで長い間ニュージーランドを代表してきました。しかし近年は怪我をはじめ健康の問題に苦しんできた事から、自転車から一時距離を置く事を決めました。これまでのニュージランド自転車競技連盟とコーチのサポートに感謝し、チームの東京オリンピックとその先の活躍を願います」

現在では6人の女子短距離選手を揃えるニュージーランドだが、ハンセンはニュージーランドチームに最も長い間在籍し、国内で初の国際レベルの女子スプリンターとして名を馳せた選手だ。

Qualifying / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, Natasha HANSEN ナターシャ・ハンセン

ニュージーランド自転車競技連盟最高経営責任者であるジャックス・ランドリー氏は「ナターシャ(・ハンセン)はニュージーランドの短距離チームをアマチュアレベルから、今日のプロレベルまで引き上げてくれました。彼女のチームへの貢献と、今後の未来を願います」とコメントしている。

これまでにも新型コロナウイルスに伴う東京オリンピックの延期により、エイミー・キュア(オーストラリア)やエドワード・ドーキンス(ニュージーランド)をはじめとするトップ選手達が、代表チームの離脱や競技からの引退を発表してきた。そしてまた一人、トラック競技の強豪がトラック上から去ることになった。

ハンセンの今後の動向は明らかにされていない。

参照:Hansen to leave Cycling New Zealand High Performance Programme