トラックワールドカップ4戦で日本記録を更新し、更には銀メダルを獲得した男子団体追い抜き(チームパシュート)。これまで2年近く破られなかった記録を約4秒も更新し、かつ同種目で初のメダル獲得だ。
何よりもタイムが4分を切った事で、日本が世界トップクラスの実力を持っている事を証明した事が、我々の心を大いに震わせた。
この偉業を達成したのは今村駿介、沢田桂太郎、そしてブリヂストン アンカー サイクリングチームへ所属する一丸尚伍、近谷涼選手だ。
ブリヂストン アンカー サイクリングチームのチームブログに掲載されたインタビューでは、近谷涼選手の
「ナショナルチームに入った当時から、自分の夢でした。それを達成でき、純粋に『嬉しい』、この気持ちでいっぱいです」
という喜びの詰まった声や、一丸尚伍選手の
「この走りの速度の中で、タイムを見ると、もしかしたら気持ちで一気にやられてしまうかもしれない、と思ったんです。なので、ラップタイムは途中から一切見ずに、とにかく突っ込んで行った」
というレース中に何を感じて走っていたのか?という声が綴られているので、是非その全文を読んで、あの感動の裏側にある想いを知ってみて欲しい。